こんにちは。

空町ふゆこです。

 

「忙しい」ってよく聞く言葉ですが、

抽象的ですよね。

その人が忙しいと感じたら出る言葉です。

 

でも、必ずしも、

 

「忙しい」=業務量が過多

 

とは限らなかったりします。

つまり、「忙しい」は主観であることも多い。

 

最近、周囲の仕事ぶりを観察する機会がありました。

それまでは本人や周囲から「忙しい」「残業も多くて」と

多忙ぶりを日常的にお聞きしていたので、

すっかりそうだと思い込んでいました。

 

でも、観察してみると無駄が多いことが気になりました。

限られた1日の労働時間の中で、業務連絡と雑談が混在。

その度に止まる作業の手。

連続した思考がそこで止まるので、段取りも狂います。

パソコンのクリックの音だけは多いけれど。

やらなければならない書類が散乱したデスク。

それらは午前中ずっとそのままです。

忙しそうにふるまってはいるけれど、

こなしていないんですね。

 

頭を整理し、時間内での作業効率や

この時間でここまでをこの順序でこなす、

という、自分なりの集中した段取りが組まれていない。

そして、何をどこまで達成したかはっきりしないまま半日が過ぎる、といった様子でした。

そして、その人はその日も「忙しい」と口にしました。

 

何が忙しいのか?

忙しいと感じる状態というのは、作業が思うように進んでおらず、

負担感と持ち時間の少なさを感じている状態。

持ち時間をはっきり意識し、その中で大事なこと以外はいったん削ぎ落とし、焦点化した段取りを組む。

そのために漫然と取り組むのではなく、

具体的にシンプルに取り組む。

そういった、仕事への取り組み方を点検する必要があります。

それでも過多であるならば、それは分担見直しの必要ありです。

 

効率の良い仕事のしかたをしている方は

案外「忙しい」とは言わなかったりしますね。

 

お部屋だけでなく、頭の中も整理整頓は有効です。