こんにちは。
空町ふゆこです。
家計簿アプリについて先日書きましたが、
「なぜ有能だとされるツールなのに私には役に立たなかったのか?」
をもっと考えてみました。
それは、「考える脳」の部分を、自分でなく「ツール」に委ねてしまっていたからなんだな、と思うようになりました。
だから、自分自身では「お金の流れの把握」も、展望も、ビジョンも描けなくなっており、
それをするにはまずスマホを手に取り、アプリを開いて・・・、の作業。
つまり「脳」を外在化させているんですね。
でも、アプリが示してみせてくれる分析や展望は、誰かが作った形。私にとって理解しやすく、好きな形とは違う。
なんとなく綺麗なグラフやコメントが私には無味乾燥なものに感じられたんでしょう。
私が手書き家計簿に戻したくなったのは「脳」を自分に戻そうとしたのだと思いました。
今は、手書きノートで悪戦苦闘(笑)。
「あれ、この費目のとこに書いたって、これは交通費ってわけじゃないのよね。勉強会にいくための電車代なんだから、私にとっては「教養」に投資したお金ってことなんじゃ?」
と、私にとっての分類かどうかを、自分の脳で考えて、自分の手で書いていく。
脳もツールも自分の肉体。
「考える」を取り戻したかんじです
。