こんにちは。
空町ふゆこです。
最近「いいね」してくださっている方がにわかに増えていて、
「ええっ・・・
、ダイジョーブ?私??」
とうろたえたりしております。
「こんな記事でよいのか?
・・・」と・・・
でもお構いなしに、マイペースに書きますが
。
親切で世話好きな人っていますね。
明るく、元気が出るような世話のやきかたなら大歓迎!![]()
でも、中にはその人が元気がなくなるような世話のやきかたをしている人も。
Aさんもそうです。
いつも誰かの心配をしてあげていて、
「あの子は弱い子だから・・・私たちがしてあげないと・・・」
「あんまり無理をさせたら潰れちゃうから・・・」
が口癖。
職場の先輩でもあるので真っ向からの反論はしませんが、
私はいつもそのセリフに違和感を覚えていて、
最近はそのセリフが出てくると耳が閉店ガラガラ状態になります(笑)。
最初は「優しい人だなあ」と思っていたのですが、
常に人を「心配されていなくてはいけない状態」にしてしまっているように思え、
それって「優しい」ってことなんだろうか?
と疑問を抱くようになりました。
そこで・・・
「・・・だからこういう配慮をお願いね。」
「はーい」
と返事しながら、私は違う接し方をしました。
彼らを大人として扱い、度のすぎた世話やきはしないようにしました。
でも、彼らが何か発してきたら丁寧に聴くようにしました。
代わりに何かをやってあげるのではなく、
今何をどう思っていて、どうしたいのか、
できるだけ丁寧に丁寧に聴いています。
そうすると、変化が出てきたんです。
脆弱だと言われているけれど、少しずつ自分で行動し始めました。
「彼らはまだ幼稚だから自分では締切守れませんよ」
と再三言われていたけれど、見事に守れました。
「なあんだ、できる子たちなんだ・・・!![]()
」
と感動![]()
。
そして、今までは「やってもらってあたりまえ」な態度だったのが
自分から生き生きと質問してきたり、考えたりするようになってきました。
青年期だから躓きやすさはもちろんあるし、
悩むし、今はコミュニケーションに悩む子も多い。
当たり前のこと。
その悩み自体も尊いし、大人の手前での葛藤。
大人になったら忘れてしまいそうな、ピュアなもがき。
うんと悩んでほしい。
支えるから。
私がその先輩の世話やきに違和感を感じていたのは
「心配」でくくって、本当は彼らを信じていないからなんじゃないかなって思います。
「心配よ」といって彼らを無力化してしまう。
彼らは「ああ、自分はそんなに心配されるほどダメなんだ・・・」と思い、
「ダメな自分なんだし、やってくれるから、そうしよう」となっていた子も。
「優しい」「面倒見がいい」「親切」「とても配慮してくれる」と
A子さんは周りから評価されるかもしれませんが、それは誰のためなのだろう。
「信じる」を決めると、時には手を貸さないという決断も。
それって、時には「ケチだな」と見られることにもなります
。
でも、信じている。心から信じている。
そして、よろめきそうになったらそっと手を差し伸べるよ、と準備する。
そのためにいつも見守っているよ、と。