こんにちは。

 

空町ふゆこです。

 

仕事の場面でもプライベートでも

私たちは毎日誰かしらの話を聞きます。

人から発する言葉には、

その人の思いや価値観、願い、思い込みなどが結構張り付いています。

 

張り付いている、というよりも、

どこが事実で、どこがその人の思惑・思い込みなのかわからないほど、

まるでこねたハンバーグだねのような状態で

「一つの言葉」として私たちに発せられます。

 

それが強いものだったり、激しいものだったりすると

その強さや激しさにこちらは揺さぶられたらり衝撃を受けたりします。

 

でも、ずっと後になってみると

「本当はそうではないかった」と気づいたりするんですね。

 

その日誰かに言われた言葉に凹んだり、

途方もない要求をされたように感じたりしたら

一度冷静になって「切り分け」てみてくださいね。

 

言われたことの中で

 

・誰から見ても「事実」であること

・どうやらその人の感想や思いじゃないか?と思われること

・誰が言ったのかはっきりしないこと

 

まずは大きくこの三つに分けてみる。

揺さぶられずに現実や事実をつかむことがまず大事です。

 

例えば、ある人が「係長はこういうふうに思ってるみたいでね、

ちょっといかがなものか?って感じなんだよ」

 

と、あなたのことについて言ってきたとします。

あなたは動揺してしまいます。当然。

でも・・・と考えてみてくださいね。

 

係長が本当に言ったの?誰に?どの場面で?

その人はなぜ、わざわざそのことをこちらに言ってくるの?

 

もしかしたら、

係長ではなく、その人が「いかがなものか」と思っていて

それを「係長が」という形で言ってきたのかもしれません。

 

不確かなこと、なんとなく、の言い方には

さほど揺れる必要はないと思います。

小さい部分を確認しても定かに答えられない場合は、

そのものを真に受けずに

「その人が何らかの事情でそういうことを私に言いたかったのね。」

と、さらりとうけとめるだけでOKな時も多いんですよね。

 

事実なんて、実は人の言葉の中にはほんのちょっとしかないのかもしれません。

特に仕事の場合はまず「事実」を見ていくことが大事ですね。

 

言葉は私たちにとって大事な物。

でも、不必要に揺さぶられたりしないように

上手に付き合うのも大事ですねほっこり