こんにちは。
空町ふゆこです。
最近、インターネットでも書籍でも
「自分の楽しいと思うことをやる」
「自分がおもしろいと思うことをやる」
などの文字がよく出てきますね。
たしかにそうだと思うのですが、「楽しい」って何?って、意外と困らないですか?
「えーっと、私は何をしているのが楽しいんだっけ?」
って。
日常や仕事をこなすので毎日がすぎていくと、わからなくなってしまいがちなんですよね。
で、焦る。
楽しいことをしなきゃいけないのに、私ったら「ない」なんて!
これじゃあ、楽しめる人生なんて手に入れられないじゃない!![]()
って、焦る。
いつしか「楽しむ」が「義務化」されてしまう。
自分が何をしているのが楽しいと感じる人間なのか、
すぐにわかって実践できればこの葛藤はないのでしょうけど。
最近思うのですが、
先に「これが私の楽しいこと!」と、すぐにわからなくても大丈夫じゃないかなって。
この年齢になると、経験からそう思えてきます
。
楽しんでるのか、しかたないからやっているのか
わからないし区別はつかないし、辛いと感じることもあるんだけど、
それをこつこつやっていっていることで、
ある瞬間に「やったあ!」
「できたあ!」「苦労したかいがあったなあ」![]()
なんて、心が喜ぶ瞬間が来る。
そうすると達成感や充実感みたいなものになって自分の心がみたされていく。
それが何度か何度か現れると、「これ、私はできる」「得意かも」![]()
「楽しいかも」![]()
となっていく。
そこには「やってきた自信」
というおまけつき。
「楽しい」は、与えられたものよりも、
自分がやってきていろいろな回り道を通って来て自分のものになった時に
本当の意味で自身に裏付けされた「楽しい」に進化するのではないかなって思えます。
苦労礼賛!ってことではないですが、
いま自分がやっていることの中にも実は、
「楽しい」の種がひっそりとあるんだろうなって思います。