お仕事をしていると、たまに90歳以上の方から、戦時中のお話を伺える機会がある。 

先日、『90歳台の方って、やっぱり大東亜戦争って言うんですね』という会話をきっかけに、当時の様子をたくさん伺える機会があった。 

そのご老人は当時、今の中学1年生くらいの歳に終戦を迎えたそうで、戦時下と、戦後の学校教育がまったく違ったことや、空襲体験を話してくださった。 

ご老人:『戦争中は、学校の先生や上級生によく殴られたよ。もうあの時代に戻りたくないね。福岡の久留米で大空襲にあったけど、飛行機が低空飛行しながら玉を打ってくるから、米兵の顔がはっきり見えたよ』など、今の平和な日本では考えられないような恐怖体験を語ってくださった。 

そんな会話の中で、ご老人から『戦争に負けたから、日本は本当なら、アメリカとロシアと、中国にわかれてたはずだよね。そうなってたら、九州は中国になってた。そうなったら大変だったね。なんで、日本は占領されなかったの?』と、聞かれた。 

衝撃だった。その当時に生きていた人が、なぜ、日本が今の日本になったかを知らなかったのだ。 

私は、赤塚 高仁先生から学んだ知識を総動員して、マッカーサーと天皇陛下の話を伝えた。 

ご老人が、その話をどう捉えたかはわからないけど、その世代の人たちが、『なんで、日本は占領されなかったの?』と聞くくらいだから、私の両親の世代以下は、本当に学ぼうとしなければ、日本の素敵なあり方なんて、知ろうと思う機会すらないのだ。 

右とか、左とか、まったく無い私だけど、赤塚先生から伺った、終戦の時の天皇陛下の話には心を打たれ、涙した。そして、国民の災いが軽くなるように、毎日祈ってくださる姿勢に感動した。色々な考え方はあると思うけど、そんな姿に心が動ず、そもそも、そんな姿すら知らないということは、本当に悲しいことだと思う。 

だからこれからも、学び続ける必要があるし、できる限り伝えていかないとと思う。 

『知ることは愛の始まり』 

愛すべき日本を知る、第一歩として参加した、『風の丘聖書塾』は、たくさんの学びと、変容の中、2月24日(日)の風の丘聖書塾第1章のラストを迎える。

本当に楽しかったし、最高の出会いがあった!
そして、何より、見てみぬふりをしていた自分に出会えた。

ラスト講座も楽しみすぎる。

そして、4月14日(土)からは第2章に突入! 
聖書に古事記が加わって、どんな話になるのか楽しみだ。

第2章、まだまだ募集していますよ〜🎶
開催地は、やっぱりここ!
熊本は阿蘇の、大野勝彦美術館!

主催の河野 千尋ちゃん、いつもありがとう😊