昨日友達から2行メッセージが届きました。

彼女のメールはいつも2行程度。


>女は適応能力と柔軟性が優れたもん勝ちだと思う今日この頃です。


大学卒業後、ずっと海外の大学院に行っていて、

今は、転勤族の人と結婚した彼女の口からのこの台詞、

人に全く流されない人だけに、重みがある。


柔軟性も適応能力も、本来私に一番欠けているもの。

それって、いつまでも何かに固執し続ける、って事で。

その最たるものが「仕事」でしたが、

去年、自分の意思に関係なく引っぺがされた事で、

ほんの少しは柔軟性が身についたかも?

適応能力は・・・まだまだ大きな課題です。


彼女はずっと関西に居たのに3月に関東にやってきて、

なんと、ご主人の勤務先は我が家から徒歩圏、

そして、住まいは息子の幼稚園のすぐ近く!!


まるで、関西からピンポイントで

私を狙い撃ちしたとしか思えない、この状況。


終業式の数日前に

急に思いついて電話をしたら幼稚園のすぐ近くにいて、

まさに普段着(どちらかと言えばパジャマ寄り)で迎えに来てくれて、

それが卒業以来、10年ぶりの再会。

いや、私たちにぴったり。


これから幼稚園で用がある時は、

彼女の家に遊びに行けば良いんだ、と思ったら

憂鬱な幼稚園行きが急に楽しみになりました。

サンキュ♪


そしてもう少し前に心に響いた、すごく良い言葉。


3月の頭頃に、

恩人の先生の最終講義 へ行ったのですが、

そこに行く事になったのも本当に偶然で、

全くもって場違いすぎる3人組(私と母と息子)だったのですが、

病院長や教授クラス、医者や医大生ばかりがいる中で、

急遽私は、壇上でお祝いの言葉を述べる事に。


それも、

本当に急にその場で言われて驚いたのですが、

人前で話すのは苦手なのに、大学の講堂の壇上から、

しかもマイクなのに、すっごくうまく話せたと思う。

(話し方が、ではなく内容が)


実は私の中では、

もうずいぶん昔から、勝手に、

先生の最終講義で自分が御礼を述べているイメージがあって、

(どう考えても、単なる妄想)

いかに端的に、先生の素晴らしさを述べられるか、

を何十回も練習していたのです。


ほんっとに、

それが実現するなんてどう考えても奇跡なのですが、

実現した事に私自身が驚き、

「予知夢みたいなもんだね~」と母にも言ってましたが

(私がずっと、勝手に練習してた事自体に、みんな目が点)


それを一人の友達に言ったら、

「それはsorabolさんがずっとそう願っていて、

だからそれ引き寄せたんだよ。

あなたは、そういう強い運を持っている人なんだよ」


と。


その通りかもしれないし、単なる偶然かもしれないし、

なんでこんな事になったのかは分かりませんが、

友人のこの言葉には、ものすごく感動しました。


>ありがとう、Mさん


その友達がくれる言葉は、

全く押し付けがましくなく、いつも本当に私に力をくれる。

言葉の力ってすごいな、と思います。