お亡くなりになった時

大切な人に喪失感だけを与えるのではなくて

こう、なんていうんだろう

失った悲しみだけを味わうのではなく、

今まで一緒に過ごせたかけがえのない時間を

それがどんな時間だったとしても

一緒に過ごせてよかったって私は思ってるってことをちゃんと伝えられるように、遺書書いてみた

やっぱりさ、

人がこの物理世界から亡くなってしまうことはとても悲しさを味わうことになると思う

でも、

でも、なんていうんだろうな

その悲しさで今までの時間全てを悲しみに塗り替えてしまわないで欲しいって思う

「◯◯」って私の名前思い浮かべた時にさ、

失った、とか亡くなった、とか、喪失感とか

それだけじゃなくて、

ちゃんと、楽しかったことも、

そういう時間もアンカートリガーしてくれるかな。

悲しいことも苦しいことも楽しいこともあった

いろんな時間があった

いろんな感情があった

でもその全てが、

楽しかった

うーん

楽しいっていうか、

なんだろう

言葉では表しにくいけど

そのすべての時間が、

かけがえのないものだった

うん。

私は私で生まれて来れてよかったって思ってるから、私の今までの人生で、よかった。ちゃんと選んできたって思ってるから、だから自分のせいで悲しませてしまったとか苦しい思いさせてしまったとか思ったり、自分を責めたりしないで欲しいなって

縁だからさ

縁起は、双方向性だから

だから貴方が100%悪いってことはないんだよ

お互いの関係性だから

貴方が全部悪いってことはない。

私にも、何かしらあった。

お互いだから

どちらかが100%悪いとか良いとかないよ

色々あった。

色々なものが、あったんだと思う

悪いとか良いとか、

その時代とか場所によって変わるからね。

だから私は

未来の私は、すべて、「よかった」と名づける。

すべて、かけがえのない瞬間だった

楽しかった。

味わい深かった。

色々な経験をさせてもらえた

体験をさせてもらえた

貴方がいてくれたからできた

貴方のおかげでできた

だから、嬉しかった

だから、貴方と縁があったことに

ありがとう