4.17
このブログから事故を起こした弟をRとします
兄弟が多いので
長男俺、長女、次男T、三男R、次女の5人きょうだいです
弟Rの状態の深刻さからICUの本来のルールを適用されず優遇してもらっていました
本来は1度の面会で会えるのは2人まで30分
13時〜20時まで
2人以上で来院場合30分の中で交代制でした
4人で来たら2人15を2回です
ですが東京にいるのが
叔父、母親、俺、弟T、次女、弟Rの嫁でした
3人で30分面会させてもらってました
13時から来て面会して
18時からまた面会して
という流れでした
看護師さんに夜も来ていいですか?と聞いたところ確認してもらい
許可が降りました
その日からICUを出るまで毎日面会に行きました
4.17になり面会に行ったら
脳外科の違うチームの先生から
弟Rの容態について言伝があると言われ
内容は
弟Rはよくない方向に行きつつある
と言われました
よくない方向?どういう事ですか?
と聞いたところ色々な事がありそう判断されたんだと思います
今確認できるのはCT画像を見て判断するのと
色々な機械の数値を見て判断するしかできないのでこうやって言うしかできないです
全ての数値が昨日より若干悪いです
と言われた
もう終わりだと思い手を握った
びっくりするぐらい冷たく、生きてる人間のそれではないと思った
だけど足は暖かった
それだけが嬉しかった
その後、その言伝を預かってくれた先生から話があると言われ別室に家族全員で集まった
弟Rは自発呼吸が無い、瞳孔が開ききっている、おしっこの濃さを調整できず現在だだ漏れている、体温調節ができていない、咳などなどが出ない、
と。
瞳孔が開ききっている、反応が無い、
瞳孔の反応、動きが無いというのがかなり深刻で
動向の動き、反応というのは人間の身体の機能で1番原始的で、基本な動きなんだそう。
それが無い。
おしっこの濃さは人間の身体が脳から司令が行くとか関係なく勝手に身体がおこなう物であり
それができておらず
本来なら濃さを自動的に調整して
尿、になったら排出されるそうで、それができていない。
この尿の濃さを調整するのも基本的な身体の機能だそう。
体温調節もそう。
脳からの司令があってからするものではなく生きている人間は勝手にできる機能。
咳などの動きそう
唾液が喉から入る、そこから器官に入ってしまう
普通の人ならそこでむせて咳をして
肺などに入らないようになっている
それが無い。
基本的な動きが全く無いです…
弟さんはこれから先かなり厳しいと思います。
と言われ。
先生の立場もあるのでハッキリ言うのは出来ないと思います。
それでも俺はハッキリ聞きたいです。
先生の思う事をハッキリ教えてください。
覚悟決めたいです。
と先生に伝えたところ
意識が戻る可能性より戻らない可能性の方が圧倒的に高い。
これから先、自分の力で動く、ある程度の生活をする、例えば車椅子生活だとか。
これが出来ない可能性の方が高い。
と言われました。
そこから記憶が曖昧で
弟Rが元気だった時
もし、入院生活をし意識も無く、チューブから栄養をもらって、ただ生きているだけの状態になった場合に
どうしたいとか聞いた事ありますか?
と聞かれた事は覚えていますが
他は覚えてないです
そんな事聞かれても
絶対に一度は軽くふざけて聞いた事はあると思います
けどそんな重く真剣に質問したりしてないから覚えてないです
と言ったぐらいで、叔父の家に帰りました。
次は4.18の出来事を載せます
もう4ヶ月も前で印象が強い事は思い出せるんですが覚えてない事も多いです
作り話はしたくないので
曖昧な記録の時もありますが
俺と同じ状況の人に少しでも力に慣れるように。
ちょっとした経験談として残したいと思います