諸事情があって実家に帰っていました。
東京に戻るとき、両親が野菜やお米を持たせてくれました。
奈良も三重も両親は高齢となりました。
離れて暮らす私は、日常の手伝いや話し相手ができるわけでもなく。
自分の手で幸せにしたい、楽にしてあげたいと思っても、具体的に何もできることがないんですよね。
ただ、心おだやかに幸せで生きていること。
親たちが与えようとしてくれるものを『ありがとう』と喜んで受け取ることくらいでしょうか。
80歳を超えて、どの親も体のあちこちに不調がでてきて。
静かにその先にある『死』をみつめているのがわかります。
互いに全然違う、それぞれの速度で生きていて、もう今さら『希望』とか『やりがい』なんて必要なく、淡々と生を全うしている姿。
私自身が歳をとって、衰えるということを知り、もっと先にいる親たちの気持ちに気持ちを沿わせることができるようになったからわかること。
倒れて介護が必要とかそういうケースにならない以外は、本当の意味で何もしてあげられることはないのだと思います。
健やかで穏やかに過ごせるよう祈ること
受け入れること
無力な自分を許すこと
この切なさや、にぶい痛みを感じること。
これも愛というものなのかと心の中でなぞりながら。
トートタロットセッション
まわりに振り回されず、ナチュラルに自分自身を生きるのを応援するセッションです。
60分・90分
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