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いぬい やすこです。

 



書き始めたときには明らかでなかった、
思いもよらぬ事実が出てきて、
終着点が、想定とまるで違うところに
なりそうなこのシリーズ。

 


母から送られてきた、
私の曽祖父の代の戸籍。
そこには祖父(曾祖父の息子にあたる)の
2番目の兄にあたる、
次男の記載だけ抜け落ちていました。
 
 
この戸籍に存在しない次男が、
霊的な感覚を持つ友人を通して、
私に自分が存在した証が欲しいと
うったえてきたのか。
 
 
戸籍を持って、友人を訪ねました。
 
 
そこで友人から知り得た情報は、
●この次男こそ、存在を消された人である。
 
 
●身体、または知能の発育が遅れていたために、
一族から忌まれた。
 
 
●田舎の閉鎖的な村で、人と違うということが
許されなかった。
 
 
●はじめは普通に出生届が出されたが、
発育が遅いとわかってからは、
ほとんど家に閉じ込められた生活だった。
 
 
●戦争があって、時代の空気がどんどん
悪くなっていった(多分日露戦争?)
 
 
●親せきに手をかけられた。
あまりの忌まわしさに、事件すらもみ消された。
 
 
●出生届がいつもみ消されたのかは、
わからない。
発育の遅れが見られた時か、
亡くなった時かは不明。
 
 
●水辺で亡くなった(溺死)ので、
きれいな水をあげてほしい。
 
 
●悲しい、ただ、自分という存在を思い出して
欲しい。語り継いで欲しい。
 
 
●滅多に食べられなかったけれど、
甘いものが好きだった。
あんこの入った餅(こういう餅が田舎にあります)
 
 
私も閉鎖的な村社会の中で育ったので、
異質とみなしたものを、
許さない空気というのはよくわかります。
それこそが、長年私を苦しめてきた
源泉だからです。
 
 
他者と違うということを許さない、
同化しなければ許さないという考え方こそ、
母が、父が、家系が私に背負わせた、
重い、重い、錆びて首に、肩に、
喰いついて離れない鉄の枷でした。
 
 
その呪縛から逃れ、
二十代で私は家を出ました。


 
しかし今を生きながら、その枷は私の心を縛り、
苦しめ続けてきました。
私の体は自由になったけれど、
心はずっと繋がれたまま。
これこそが、私が持ち続けた
苦しみの源でした。
 
 
この話を全て母に伝えました。
そうしたら、母がポツリと語ったのです。
 
 
『今まで言ったことがなかったけれど、
私のお祖父さんは、心を病んでいたんだ』
 
 
私はこのとき、初めて、母がこんなにも
人目を気にして生きてきた理由を知ったのです。
 

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