ハリーポッターとルーン、ちょっとだけオガム。 | 木製魔術道具作家☆ルーン&オガム マスター☆そらのともしび Official Blog

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北部ヨーロッパの樹木信仰をベースにした魔術道具制作、古代ゲルマンの文字・ルーンや古代アイルランドの文字・オガムを使ったリーディングやリーディング講座を主催しています。

日テレさんで、『ハリーポッター祭り』が開催されております。
春・夏・秋の3期に分けて、全作品を放映してくれるとの事TV

昨日放映の作品は『ハリーポッターとアズカバンの囚人』
シリーズの第3作目ですね。
 

【映画パンフ】ハリーポッターとアズカバンの囚人 ダニエル・ラドクリフ/moviestock2
¥価格不明
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大変遅ればせながら、今回の第3弾から祭に参加いたしますぴかーんキリッ
(1と2は、BSですでに視聴済みでした・・・2年ほど前に・・・汗

という訳ですので、おそらく多くの方は最終話まで御存知かと
思われるのですが、わたくし原作も読んでおりませんし
まったくお話を知らないで書いておりますです汗
生暖かい目で見守っていただけましたら幸いでございますseiぺこり


さてさて、第2弾から数年経って観てみたのですが
初回から( ^ω^)ワクワクさせられた魔法学校構内の素敵さや
世界観がきっちりと描かれているところ、
架空の生き物の活き活きさなど
観ていて違和感がないのがすごいなぁ~と
ほんとに今更ながら、夢中になってしまいましたはあと

ハリーポッターと言えば、ハリーの額の傷が
『ルーン文字のシゲルなんだよ』と教えていただいていたので
そういえば他にもルーン文字、出てくるのかなと観ておりましたら。

『アズカバンの囚人が逃げました!!*』的な新聞記事の中の
シリウス・ブラックが手にしていた囚人カード!?)みたいなものに
ばっちりとペイオースエオロー!!
 

 
(右手で隠れちゃってる方がペイオース。)
 
アズカバンの囚人である、シリウス・ブラックが逃げたのは
ハリー・ポッターを殺すためだ・・・ゆるキャラ汗と騒然とする映画の中でしたが

『やだ、これ二つとも素敵なルーンなのに~( ´艸`)』

と思って観ておりましたぐぅウフフ

ペイオースは、思いがけない嬉しいサプライズ
エオローは、守られ導かれている、友情、協力者、信頼
と言った意味が。

(ここでちょっと過ぎる、この先のストーリー・・・。)

その後いろいろあって、おまちかね、シリウス・ブラックご登場。
その胸にはな~んとアッシュが~きゃーキャー

実は、ゲルマンルーンでこの形は、アンスズといって
オーディンの口を象徴し、情報やコミュニケーションを意味しますが
ハリーポッターの作者はイギリスイギリスの方ですし
舞台もイギリスということで、個人的にはここは
アングロサクソンルーンを採用させていただきたいと勝手に決定てへハート

アッシュは、アングロサクソンルーンに特有の文字。
(ちなみにアンスズに当たる文字はオスになります。)
北欧神話で世界樹(ユグドラシル)とされているトネリコが象徴です。
意味は
ひらめき、インスピレーション
必然の偶然
ハイアーコミュニケーション

などなど。

もう、シリウス・ブラックの胸のアッシュを観た途端に思いました。

あ、これシリウスさん、いい人や!( ゚д゚)ハッ! と。

そしてそして、よくよく観てみますと、なんと喉元に
オガム文字まで刻まれているではありませんか!

キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

ひとりTVの前で大興奮すまいるキラキラ*

オガム文字はヌテルでありました。
これは、エニシダを象徴するオガム文字で
エニシダと言えば、『魔女の箒』に使われる植物です魔女と月キラキラ

ヌテルの意味は
浄化
一新する時
(関係などを)築き直す
生まれ変わる為の別れ

などなどの意味があります。

(録画していないので、もしかしたらウラーの可能性もあるけど
でもこちらの意味だったとしても
幸運なゴール
ストレスから自由になって身も心も解放される

という意味だったりして。
こういう楽しみもあるから、次回からはちゃんと録画して
バッチリ探しながら観てみたいと思いますニコニコ
手の甲や指にもたくさんタトゥーがあったんだけど
一瞬で何が描かれているのかわからなかったのでほっ

さらに、初めの方に出て来た
囚人用看板(!?)に書かれたペイオースとエオロー
これが、喉元にも刻まれておりました。

映画の演出的に、囚人の身体にあるタトゥーは
囚人番号的な何かなのかなぁとも思うのですけど
ルーン文字の意味をこじつけてみますと
なんだかストーリーとピッタリあっているような気がしてきますsao☆∑!!

最初は、恐ろしい囚人に素敵なルーンを充てるなんて・・・sippai;*
と思ったものの
あれ、これ、なんか意味が通ってないですかビクーッ!!
と作品の面白さに加えて、こんなところにも工夫が
と次第にそういった意味でも( ^ω^)ワクワクしてしまったのでした。
(でもどうなんだろう・・・偶然かな~?(∀`*ゞ)エヘヘ)

ペイオースは、思いがけない嬉しいサプライズ。
また、隠されていたことが明るみにでる、といった意味も。

シリウス・ブラックとの出逢いは
思いがけないことでありつつも、一緒に暮らそう
なんて話もあったりして、それは嬉しいサプライズとも言えるし
ハリーの箒が、試合中、吸魂鬼たちの来襲によって壊れてしまったけれど
シリウス・ブラックのサプライズによって
最新式で最高速の箒がプレゼントされた、ってことも・・・当てはまる!?

エオローは、そのものずばり友情、そして協力者

アッシュは、必然の偶然

ヌテルは、関係を築き直す → 両親を殺したのはシリウスじゃな~い!!
                     ちゃんと友情で繋がってた → 和解キラキラ

(ウラーだったら、ストレスから解放される→シリウス脱獄成功ぴかーんキリッ

と、思うままにこじつけてみましたが汗
映画の面白さに加えて
図らずもルーンとオガムのお勉強にもなってしまったという
一石二鳥な映画鑑賞となりましたぐぅウフフ

次回の『ハリーポッターと炎のゴブレット』も目が離せませんハート

ところで、ハリーの額の傷なのですが
ルーン文字のシゲルに似ているようで
実は形が反対向きなんですよね。
でも、映画の中で数か所(?)、シゲルの位置になっている時があって
これも何かある・・・!?なんて思っちゃいました。
でも録画してないから確かめようもなく・・・。
鏡や窓に映った顔だったのかもしれませんが
このへんも来週チェックしてみたいと思いますcheckはっ