自分は子供の時から、おかしな能力がありました。


飛行機とかトンネルとかに入ると耳がツーンとなる感覚を、わざと自分で作りだしたり、または治したりを、鼻をつまんだり、モノを飲み込むことなしにできることや、、、、頭の中に自分の話す言葉を響かせて、周囲の音を自分に聞こえなくする能力です。


なんとなく、これはあまり多くの人ができることではないんだろうなーと思っていました。


なかなか説明しずらいことなので、今まで周りの人間にあえて説明してこなかったのですが、先日、動物病院で働いている看護師一人が、この能力があると、私を含めた周囲の人間に言ってきたのです。


その人は「耳の中で音をだすことができる」と言って、周囲の人間に聞かしていました。(確かに耳をつけると音が聞こえます。)


話しているとどうも、私が思っている上記の感覚と同じ事を言っているようなのです。



その後、気になっていろいろ調べてみました。




どうもこの能力とは、「自分の意識で口蓋帆張筋を動かして、耳管を開放させることができる能力」 のようなのです。



耳抜き という 動作があります。 

飛行機とか、水中にもぐったり、トンネルなどに入ったとき、鼓膜の内と外で、気圧の差が生じ、それを鼻をつまんで息を吹き込んだり、唾を飲み込んだりして、耳管を開放させ、気圧の差をなくす動作です。


パイロットとか、スキューバを長年やっている人は、耳抜きをあえてしなくても、自分の意識で、それを治すことができる、とあるところに書いてありました。なので、もともとできる人もいれば、練習したら、できるようになるようにもなる能力のようです。




また耳管開放症という病気があるそうです。


この病気は中耳炎を含め様々な原因で生じ、発症すると、耳管が常に開放している状態なり、頭の中に自分の話す言葉が響いたりして大変な苦痛を伴う、、とあります。


自分の言葉が頭に響くと周囲の音がまったく聞こえなくなるので、自分も子供の頃、相手に嫌な事を言われたときとかによく意識的にやってました。これは意識的に耳管を開きっぱなしにする という動作のようで、この動作の理屈はわかり、ちょっと感動しました。


世界一周ハネムーン  テーマは動物


この図のように、口蓋帆張筋が収縮すると、耳管が開くことになるようです。


しかし、口蓋帆張筋は、もともと、食べ物を飲み込む時に、鼻腔にものが行かないように鼻腔に蓋をする、筋肉だそうです。


この2つの動作がリンクしているのは、もともと、哺乳類などにある耳小骨など内耳の構造が、もともと魚類、などでは、下顎骨や顎関節に由来するものであったからだとか。



長年の謎が解けて、少し感動しました。




うちの職場の全員に聞いてみたところ、この動作を出来る人は、16人中3人でした。















小動物がん認定医2種試験に合格しました!!(わざと少し名前を変えてあります。)


北摂の動物病院でも、認定医を持っている人は数人のようなので、より頑張って腫瘍症例を見ていくつもりです。


凱旋門賞のオルフェーヴルは残念でした。


 


 



池上彰の仏教についての本を読んだ。


とても興味深い本でした。



日本人は本当に宗教に関心がない。


最近は、キリスト教の文化であるクリスマス以外に、ハロウィンも年中行事に入ってきている。


結婚式も教会で挙げる場合が多く、外国人神父さんたちのいいバイト先になっている。


しかし、そういう日本人も、お葬式は、ほとんどの人が完全に仏教の形式をとる。



というか、日本人にとって、仏教との関わりは、ほとんど、死に関わること でしかない。



いわゆる葬式仏教とよばれるもので、こういう事になったのは、檀家制度が始まった江戸時代になってからだそうだ。



しかし、そもそも、ブッダは、死後の世界を説くことは、ほとんどしなかったそうだ。仏教とは、もともと人間がどう生きるかと説いたものであったらしい。


などなど、興味深い話がいろいろ書かれていました。




そういえば、伴侶動物の霊園も、仏教形式のものばかりです。


今は、それは当たり前だろーと思っていますが、何十年先かには、キリスト教形式の動物霊園もでてくるかもしれません。





最近、キラキラネームと呼ばれる変わった名前をつける人が多いそうですね。


ララとかココアという名前はワンちゃんやネコちゃんでよく見る名前ではありますが、漢字でも書けますし、自分としては、全然OKだと思います。


外国人の名前を漢字であてる名前、ショーンとかマイケルとかは、日本人としてのアイデンティティっていったいなんやろなーという感じはしてきます。外国で通用する名前っていいますけど、逆に外国に行ったら、全く理解されないと思います。モハメッド・アリも、アイデンティティの問題から、カシアスクレイから改名しましたしね。



一番、おもしろかった(失礼)のは、「凸」と書いて、「テトリス!」と読むらしいです…


これが大喜利なら、相当なセンスのある方だと思います。


これってほんまなんかな?

週末に東京で、大きい外科の学会で発表することになりました。


緊張しますが、なんとか頑張ってきます。


家の近くに銀ちゃんというネコが住んでいるのですが、メチャクチャかわいいです。


最近は、お腹をなぜれるようになってきました。


次は、ゴロゴロ言ってもらえるように、頑張ります。



今年ももうすぐ終わりですね。


今年は、例年よりもさらに、いろんな手術、症例を経験しました。


来年も、よりいっそう頑張ります。


そして、もうちょっとブログも書こうと思います。



来月、名古屋の学会で症例発表をすることになりました。


発表する人は、座長もしなければいけないという、変わった決まりがあるようです。


両方とも、頑張ります。


昨日のNHKの「プロフェッショナル 心臓外科医 天野篤」は、抜群によい番組だった。そして、感動した。


あんな人が世の中にいるとは…本当に命がけで仕事してます。天皇陛下の手術を任されるのもうなづけます。


自分ももうちょっと頑張らねば。


まだまだ修行が足りません。




40歳からの獣医学部受験 という本をよんだ。


自分ももっと頑張らないと!と思わせる、大変おもしろい本でした。


自分ももう、獣医師になり、小動物臨床に関わり9年目。


初心を忘れず、頑張っていきます!




5か月ぶりですが、久々に書きます。



7月は去年も行ったアメリカのセミナーに行ってきました。セミナーでは喉頭麻痺、全耳道切除の手術、が大変興味深かったです。



8月は2回、東京で開催された歯科のセミナーに参加してきました。以前からですが、これからも歯科については、積極的に勉強していこうと思っています。



10月は中部地方の学会で、症例発表を、5年ぶりぐらいに行いました。学会発表は久々だったので、かなり緊張しましたが、問題なく終えることができました。



最近の動きはこんなところです。



それにしても、この間、NHKで放送されていた「地球ドラマチック イヌはこうして進化した」はおもしろかった。



この話はまた今度。