日本は高温多湿と言われますが、ここ東京は世界でトップレベルの湿度です
一方、楽器の木材の産地は北米・カナダが中心です
ドラムやギター、弦楽器、木管楽器などは湿度に敏感です
湿度の高い環境は楽器の本領が発揮できません
楽器ケース内がしっかり乾燥していても、空間の湿度が高いと音がこもります
プロのミュージシャンがわざわざ渡米して、ロサンゼルスのスタジオでレコーディングするのは主に湿度を避けるためだそうです
(他にも、電圧が良いとか建物の鳴りが良いとか、音楽の守護霊がいるとかいろんな説があります笑)
そんなわけで湿気は大敵ですので、特に梅雨の時期は湿気対策を頑張っています
①調湿木炭を置く
防音室内に5個あります!消臭にも効果抜群で空気が綺麗になります
②除湿機を一日中回す
16畳用、2.5リットルのタンクが一晩でいっぱいになります。
ソフィア百花園の防音室は、プロのドラマーの方が作りました
湿度にこだわって壁と天井では吸音材ではなく無垢のカラッとしやすい木材です
(吸音は天井の機構でしています)
一晩除湿すると室内の湿度は50度前後まで下がりますが、
二酸化炭素が増えているのでお客様が来る前に換気をすると、
60度前後まで上がってしまいます
でも徐々に木材と木炭が吸ってくれると思います
もっと良い湿気対策がありましたら、ぜひ教えてください