ブログリレー7日目(サークルを裏から支えることで得られるもの・出会いという財産) | 上智大学ピアノの会

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こんにちは。ブログリレー7日目です。

まだまだ自粛が強いられる毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

コロナによるメンタルヘルスの問題や、孤立を深める大学生のニュースを耳にするたび、ほんとにそうだよなあ…と共感すると同時に、とても心が痛みます。

誰かに会いたくても、会えない、集まれない事情はそれぞれありますよね。

寂しいときや、ひとりでいるからこそ余計なことを色々考えてしまってマイナスな感情になるときは、どうでもいいことやくだらないことを研究して気を紛らわせたり(笑)、こういうときだからこそ、自分のことを客観的に眺めてみたり。

シェイクスピアの作品の中に、「この世は舞台、人はみな役者」という言葉があります(有名ですが)。

上手くいかないときや苦しいとき、思い出すとちょっと楽になれる気がします。

 

さて、前置きが長くなりましたが、皆さんはなぜ部活やサークルに入りたいと思いましたか?

私がピアノの会に入ったきっかけは、「ピアノを弾くモチベーションが欲しい!大きな舞台で演奏したい!」ということでしたが、おそらくピアノの会に興味を持ってくださっている新入生の方、大学生の方もほとんどが同じような動機を持っているのではないでしょうか。

もちろん舞台での演奏への憧れは未だにありますが、私の場合は諸事情あって演奏に力を入れることは難しくなってしまったので、新たなやりがいとして「係」を自分の中に挙げています。

私は昨年度ソフィア祭係を務め、今年度も引き続きソフィア祭の運営を担当する予定です。

昨年度はソフィア祭がオンライン開催となりましたが、私の未熟さゆえに周りの方に多大なるご迷惑をおかけしたのも事実で。申し訳ありませんでした(この場を借りて謝ります)。

ですがそのような反省も含め、「様々な制約がかかる中でどういう手段をとるのがベストだろうか?」とか、「ひとつのことをまとめる立場としてどうあるべきだろうか?」とか、「どうやって合意形成していったらいちばんスムーズか?」とか、係を通して色々なことを考えさせられ、またそのスタンスや思考法という面で自分としても成長できたと感じています。

演奏会やソフィア祭ではその運営を担う人が不可欠ですが、自身も演奏するとなると両立はなかなか大変なものです。イベントの運営・実行に興味のある方にとっては、ピアノの会は良い意味で「使える場」だと思いますし、こちらとしても大助かりだと思います。そして何より、いやでも色々考えることになるので、自分の成長のチャンスとなるはずです。

 

またもうひとつサークルに入るメリットを挙げるとすれば、それは「人との出会い」だと感じています。前述の通り昨年私は係として散々でしたが、そんな私のことをいつも気にかけ、相談に乗ってくださる先輩がいらっしゃいました。演奏が上手なのはもちろん、本当に温かくて、私と違って心が広くて、かけてくださる言葉がいつも心にしみる、上手く表現できませんがそんな方でした。私にとっては、今では「こんな大人になりたいなあ…」というロールモデル的存在です。

これはピアノの会に限ったことではないと思いますが、何らかのコミュニティに入ることで尊敬する存在、自分のロールモデルとなるような存在と出会えることは一生の財産になると思いますし、私も入会当初はあまり意識していませんでしたが「サークルに入って良かったな」と思う1つの大きな要素です。これから新しい環境での生活が始まる新入生の方にとって、素敵な出会いがたくさんあったら嬉しいなあと思います。

 

以上、サークルを裏から支えることで得られるもの、また出会いという財産、この2つが私から皆さんへお伝えしたいことです。あと、私はプロ野球観戦が好きなのですが、野球好きの友人がいないので一緒に球場に行ってくれる方ぜひご入会を(こんな個人的なこと書くのは反則ですねwすみません)。

最後になりましたが、こんな拙い文章、最後まで読んでいただきありがとうございました。閉塞感のある世の中になってしまいましたが、自分の感情に素直に、あまり気負わず、また明るい日常が戻ってくるまで、一緒に頑張りましょう。そしてこの春、頑張っている皆さん全員に幸せが訪れますように。

 

新3年 ソフィア祭係