ついに帰ってきたなあー
着いてすぐ
日常に戻る。
早くないか?
なんか、めちゃ疲れた。。
着いたら。
5分で部屋がぐちゃぐちゃになった。
あー!いつもの日常だーやべー
って思った。
腰が痛かったから
タイでは、我慢出来ない。
マレーシアでは出来たのに。
整体にいった。
せんせいが、帰りに
前来たときさーすごいナイーブに見えたから
心配してたんだよねーって。
あー。そうだったね。
整体に娘を連れてって
またせてる間に怪我をして
慌てて、帰ってきた。
夜だった。
出張中で、誰も居なくてさ
自分1人なんだ!って思い知らされた日。
あーそうだった。
先生に、よかったね。旦那さん帰って来てくれてって言われた。
ナイーブに見えてたんだなー私。
いやあ。。バレてました?って笑ってごまかしたけど
あーそうだったー!って
思い出した。
日常から離れて
暮らすことは
あの時の私には必要だったな。
知らない街、知らない人。
それが楽で。
言葉が通じなくて、風邪ひいて、病院いったり、寝込んだりもしたけど
ことばの通じない私たちに
優しくしてくれる人が居た。
たくさん。
娘がそんなパワーを持ってるのかもしれないけど
ほんとに、愛されているのが見て分かる娘。
その知らない人が優しくしてくれるのを見て
私は娘を大事に育てよう!と思ったんだ。
1人では、味わえなかった感情。
だから、感謝している。
娘に優しくしてくれた人たちの前で
私はただだ、ありがとうと
ヘタな英語で、話すばかり。
帰る日に、和食屋さんが
部屋に電話をかけてきた。
ちょっと来て。
行くと、スタッフが集まっていて
なになに?って近づくと
大きな大きな紙袋を
ニコー!!おめでとうー!!って言って
手渡してくれた。
手紙には、英語で。
いつもあなたを思い出します。
ずっとチャーミングで居てね。
と書いてあった。
大きなニコサイズのクマさんが入っていた。
そのあと、♡ℋᎯᎮᎮᎽ ദіℛ৳৸ᵈаע♡の歌を大合唱してくれて
娘は状況が分からなくてキョロキョロしていたけど
その様子を見て
娘が大切にされてる様子を見て
私は涙を堪えるのに必死だった。
自分の子を大切にされるってなけるんだなー。
言葉も通じない人たちの
あたたかさは、言葉の通じる人の優しさより
はるかに、サプライズだった。
私の経験の中で
見ず知らずの、言葉も通じない人に、
心から、お世辞抜きで、優しくしたり
声をかけてくれたり、さみしがってくれたり
したことがないし
私もしたことがない。
そんなことってあるの??
って海外にきて、思う。
言葉じゃないんだ。
ほんとに、優しくしたいからするんだ。
そんなことを忘れていた。いや、知らなかった。
昔から馴染みの人にしか、心を開いて来なかったし
知らない人に優しくするなんて、発想もなかった気がする
タイでも、よく考えれば
言葉が話せない。
話せないけど
ピンチの時助けてくれたのは
外国人だった。
ニコが病気になった時
私が怪我をした時
預かるよ!とすぐに来たのは外国人。
そして、私も彼女たちを信頼していて
すぐに助けてもらっていた。
馴染みのカフェやお店に行くと
必ず話しかけてくれた。
話せないのに、言葉。。。
そんなのは関係ないと教えてくれたのは
今まで、出会わなかった人たちだったなー。
私が知りたかった世界は
そんな世界だった。
なんだか、現状に戻って
あーこの土地は疲れるわ!ってやっぱ思うけど
でも、ないばかりじゃない。
あるも あるんだ。
なんか、そんなのを知るためにこの国に来たのかなーとふと思った。。。
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