前の記事に書いた
クグラパンに一緒に行った友人と
思いがけず深い話になった。





不妊治療にピリオドを打った友人。




新たな夫婦二人の生活を
スタートさせるために、

新居を購入して
もうすぐ引っ越す予定。






でもそうやって諦めて前に進もうとしても
どうしても子供のいる生活を
諦めることが出来なかったそうだ。





そして、
こんなに苦しいなら諦める必要はない!

と思ったそうだ。







その後は卵子提供も視野に入れて
色々動いたようだが、

最終的には養子縁組里親になることで
夫婦の気持ちは一致したとのこと。





転居先の児童相談所に連絡をして
既に夫婦面接?を済ませ、

夏頃に里親登録の研修を受けることが
決まっている。





そう話す友人の顔は
とても輝いて見えた。





10月?から
養子縁組里親の法律が変わり、
年齢制限も撤廃されると聞いて
私の心が騒いだ。


新生児委託はやはり45才迄らしいが。






元々私は、
養子縁組里親を希望していた。



だけど主人に大反対され
どうしても説得することは出来ずに
諦めた経緯がある。






実は主人は同じように
最初は卵子提供も拒んでいたが、

なぜかこちらは途中で考えが変わり
前向きになってくれた。




だからこうしていま
2回目の卵子提供移植周期に
入っている訳だ。




それなのに胸が騒ぐ。





移植に向けて頑張ってる最中なのに
友人が羨ましいと思ってしまった。






私は自分のDNAに拘りはないし、
自分で出産することにも拘りはない。

生まれたばかりの赤ちゃんから育てたいと
思っている訳でもない。





ただただ子供を愛したい、
子供を育てたい、
子供がいる家庭を持ちたい。



それだけなんだよ・・
と改めて気づいた。





そんな当たり前のことを
当たり前に持っている人達には

当たり前過ぎて
きっとわからないのだろうな。







“夫婦二人の生活でいいじゃない。

子供のいない夫婦は沢山いるんだから”




いろんな人から
もう100回以上言われてきたよ。






子供のいる人にとっては
そう感じるのでしょうね。





でも少なくとも
私は卵子提供に拘りはないんだなと
今更ながらながらに思った。






もし今回の移植がキャンセルになったり
陰性になったとしたら、

もしかしたら卵子提供はそこで
終わりにするかもしれない。







養子縁組里親を希望したい!


主人と話し合って説得したい!





自分の気持ちの変化を感じた。






だけど今は
その気持ちをそっと包んで
やはり移植に集中しよう。