時にはうなされる | デペイズマンの蜃気楼

デペイズマンの蜃気楼

日々の想った事、出会い、出来事などなどをエッセイのように綴りたいなと。
時折偏見を乱心のように無心に語ります。

3日ほど熱にうなされた。
上昇初日目がかなりキツくて、翌日は無理矢理病院に行って薬をもらって、初日よりも落ち着けたものの、全く起き上がれず。
3日目は二日間の疲労による疲労でほぼ起き上がれず。

思い出すは
何年前だろう?
もう12年くらいは経つのでは?
41度の熱にうなされたものの、先約の仕事があって病院に行けず
さらに工場の仕事も立て込んで
親子でやっていて高齢の父は、品物をもちろん一人で持てるわけがないし
納品のラストスパートだったので出勤して重い荷物を運んだ。
納品後
「病院にすぐ行け」
と言われたけど、あろうことか。

その日は頼まれた地域の企業向けの簡単なお芝居の本番日だった。
本番まで控え室で倒れていて
記憶のないままに本番を終えて
そのまま夜間に救急で駆け込んだ。
こんな高熱はインフルエンザだと思っていたけど、お医者さんが言うには
「もう、3日経ってる時点で検査しようがないし、どのみち安静にしているしかないです」
との事で、抗生物質や座薬をもらって数日を寝込んだ。
座薬で一旦誤魔化したりしたものの、なぜか40度の熱が通算一週間治らなかった。

なんだったのかさっぱりわからない。

今回は布団の中でうなされながら、やたらとあの時を思い出してた。
インフルエンザではなかったので、この時期に安心はしたけど
やっぱりあんな一週間は二度とはごめんだ。

復活はしたものの、胃は復活せず
普段の5分の1くらいしか受け付けない。

まぁ、中年だし、食は細くなるほうがいい。

出勤の道で川を見たら
普段は緩やかな透明な川が
急な流れの土砂まみれ。

布団の中で聴き続けた大雨の余韻。

{BB5C675D-F6EC-4C65-9C35-F19A57AB8339}