老いし者たちを見て継ぐ | デペイズマンの蜃気楼

デペイズマンの蜃気楼

日々の想った事、出会い、出来事などなどをエッセイのように綴りたいなと。
時折偏見を乱心のように無心に語ります。

筋肉も内臓も千切れてしまうほどに走れる若い時には互いに刺激をし合って
ひとつひとつ消えていくことを見送るしかできない老いていく時には「生きろよ」と互いに励まし合う。
それは正しく、誰もがそう在りたい友情で
でも人間は自分の生き方に誰も声に出して「正解」なんて言ってくれるわけないから
葛藤だけを繰り返す
だから安心できることなんて一生ないわけだけど
自分たちの在りかたが正しかったかどうかは
それを見る者が、それを継ぐかどうかだ

人生の答は決して聴こえないけど
答は明日、どこかに在る

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