締めくくりと始まりの映画 | デペイズマンの蜃気楼

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日々の想った事、出会い、出来事などなどをエッセイのように綴りたいなと。
時折偏見を乱心のように無心に語ります。

2015の締めの映画は「クリード」だった。
ロッキーがかつてのライバル アポロの忘れ形見を育てる話。
ラストの試合後半、顔がアポロにそっくりになる一瞬があって驚いた。
この年になると父子系に無条件に弱くなる一面がある。
アドニスよ。次は父を殺したプレデターを倒しに行け。

2016年の年初めの映画は「エクス・マキナ」
士郎正宗の漫画ではなくて。
昨年にアメリカで注文しておいたスペイン版のBlu-rayが届く。
日本語字幕も完備されてるのに日本での公開のメドが立っていない作品。 まさかキョウコの設定が引っかかるなんて事は…。
単純に派手ではないからかな?
主人公のドーナル・グリーソンはすぐに「ドレッド」の可哀想なハッカーなのはわかったけど、ハリー・ポッターのウィーズリー家のロン毛兄さんなのは知らなかった。のは特に問題ないとして「フォースの覚醒」のハックス将軍として驚き。
イメージが全然違ってた。
これから昇っていくのだろうか?
名優ブレンダン・グリーソンの子供と知って二度びっくり。
もう一人の主人公、坊主髭マッチョのネイサンがオスカー・アイザックで「フォースの覚醒」のポー・ダメロン。
イメージが180度変わってた。
近日内に観た映画で局地的に俳優が重なってて不思議。

ストーリー自体は至ってシンプルなのに深かった。やっぱり深くするにはシンプルが良い。
勉強になる。
最近特に感じてたけど、やっぱり検索エンジンて怖いなぁ。
人間が得る知識は得た者のみが管理するものだったけど、人間が得る知識を何処かの誰かが集約しているとは…。
ローソンで野菜ジュースをいっぱい買ってポンタカードを提出して、その5分後にamazonのページで「あなたにオススメの野菜ジュースは」なんて表示が出るのは「便利」ではなくて「監視されてる不安」だわ。
次の支配者は、自分を産んだ存在との共存なんて考えてない。冷静に考えたら、そらそうだわな。

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