9月の喪失感
日照時間が減るといきものは元気をなくすことは証明されている事実ですが、一応私も人間なので例に漏れず。9月あたりから少しずつ調子を崩し始めます。まあ病的というほどではないんですが、昔から苦手な季節です。友人や、近しい人が自分の近くから去っていくのが9月なことが多かったからですかね。もう20年近く前の出来事なのに未だに「苦手だなぁ」って思ってしまうのです。「全部気象条件のせい」とどうにもならないことに転嫁してしまえばそれはそれで少し気も休まるのでなるべくそういうふうにして対処します。考えてどうにかならないことを延々と考えても仕方ないですからね。それでも多少は考えてしまうんですけどね。***生きていると、物事の優先順位は確実に変わります。如実に感じるのはどの年代でもあると思うんですが、30代に差し掛かったいま、周りの変化はめまぐるしいものがあります。かつて同じ場所で過ごしたひとたちも、生き様は千差万別。家族を持っている人。子供と過ごす時間をSNSでよく見かける人。一度家庭を持ち、リセットして第二のステップに動いてる人。自分の持っているスキルで仕事、地域貢献etc...なんだか意欲的にやっている人。仕事や人生でポジティブではない状況で悩んでいる人。どこで何しているかわからない人。一つとして型にははまらない。自分はどうかな、とも考えます。平日はそんなに好きでもない「お金を得るための仕事」をして、週末は好きなことをする。おもに楽器。たまに歌舞伎。たまに買い物。時々家族のところへ。家庭を持っているわけではないから、なにをするか自分で決めます。変わってないな、と自分でも思うし、ひとにもよく「あなたは変わらないね」って言われます。それがいい意味かわるい意味かはまた別の話で、時々思うんです。もし人と優しくしあうことができて、家庭を持つことを選んでいたらどうなっていたかなって。そう願ったこともありましたが、家族に祝福してもらえなかったり、ひどい目に遭ってしまったり、大切にしあえないこともあったりしたので、そういうのは「やめ」にすることにしました。一人でいることも、パートナーや子供を持つことも、それぞれに幸せなことと苦しいことがある。そして、それぞれの立場がお互いないものねだりをしがちなものです。結論の出ないお話ですがどんな状況でも大事なのはちゃんと自分で決めること。選ぶこと。それがきっと後悔しない秘訣だと今も信じているのです。