昨年の富士登山の記録です。

2024/7/29(月)〜7/30(火)




出発日の朝のmushさんの投稿。




東京は猛暑の予報




初めての富士登山は旅行会社のツアーに参加。




午前8時、集合場所からバスが出発バス




中央高速を走行中、バスの窓からキューピー山(大岳山)を見つけたり、小仏トンネルの写真を撮ったり。そういうこと、自分で運転している時には出来ないから、それだけで、もう嬉しい爆笑



富士山が見えてくると、添乗員さんがアナウンスしてくれて、みんなの気持ちが高まるルンルン


ツアーの添乗員さんは50代ぐらいの女性。


旅行会社とのやりとりは申し込みから全てネットで行ってきたが、出発2日前に電話を掛けてきてくれた。明るく親しみやすい話し方で、早口過ぎず、声のトーンもうるさくなくちょうどいい。


この添乗員さんなら、2日間の旅を共にしても良いな。耳がそう感じていた。


添乗員さんは何度もこの富士登山を担当しているらしく、五合目にはレストランがあるがお値段が高いのでおにぎりを持参しても良いとか、下山後の温泉にはタオルの貸し出しがあるから持参不要、など教えてくれた。



当日のバスの中では2日間の大まかなスケジュールの説明。

「とにかくガイドさんの言う通りにやっていれば大丈夫ですルンルン

という明るい声を信じよう。





時計10:07

富士スバルラインを走行中、バスの中から見えた富士山富士山キラキラまもなく五合目。



時計10:10 五合目 標高2,305m



時計10:25 富士山が見えている。

…というか今立っている場所も富士山爆笑



バスを降りた後は自由行動。集合は11:30。

五合目での自由時間は1時間の予定だったが、予定より早くバスが到着したので高度順応の時間が長くなるのはありがたかった。


このタイミングで着替えたり、ロッカーに荷物を置いてくる人もいた。


わたしの自由時間は昼食、富士山めろんぱん購入(少し並んだ)、御参り、トイレ…やることは色々ある。




時計11:30 ポールに集合。
ここで初めてガイドさんとご対面。

わたしが想像していた山のガイドさんは、日焼けして髭ボーボーのおじさん。


ところが目の前に現れたのは爽やかな青年2人。1人は30歳ぐらい、もう1人は大学4年生という若さ!


わたしが思っていた「山男」は昭和のドラマや漫画のイメージなんだな。しかも髭ボーボーって、何日も山にこもって下山した後の姿だね、きっとあせる


滝汗



出発前に、高度順応も兼ねて30分程ガイドさんの指導。装備の点検、靴紐の結び方、準備運動。それから1人ずつ顔を見て挨拶と体調の確認などをして回ってくれた。



真ん中に写っているのがアラサーのリーダーガイドさん。靴紐の結び方を教わっている。


⬇︎八合目太子館Instagram⬇︎


  • 装備に不備がある場合、五合目ならお店(販売・レンタル)があるからまだ間に合います
  • 雨具はポンチョではなくセパレートのものを
  • 耐水性のないものに防水スプレーをかけてもダメです
  • 靴底が取れかかったりしていないか?

など。

万一、登山中に靴底が剥がれた場合はガイドさんが応急処置の道具を持っているとのこと。「そのために僕たちがいるのですからビックリマーク」と心強い。

装備の点検をしていると、早速ツアー参加者のトレッキングポールに不備が見つかった。その場で直る状態ではないので、ガイドさんのトレッキングポールを借りていた。


リーダーガイドさんは登山用品店で働いたこともあるというお方。太子館のHPで紹介されていますが、わたしのブログの掲載は許可を得ていないので、お名前は書かないでおきます。


⬇︎太子館HPガイドさん紹介⬇︎




時計12:00

いよいよ出発。

ガイドさんが富士山を指差しています。


リーダーガイドさんの「がんばるぞっ!」の掛け声に続いて、オーッ!とみんなで声を揃えます。


体育会系とは無縁の人生を送ってきたわたしには、こういうことがすごく新鮮!恥ずかしくて一緒に大きな声を出すことは出来ないけど、小さく拳を突き上げたりして、内心とてもワクワクしていたおねがいルンルン




時計12:03

リストバンドを見せて、登山道のゲートを通過



時計12:12

ゲートから10分も歩かないうちに山中湖が見えた。わたしが富士山から見たかった景色。願いの1つがもう叶っちゃったビックリマーク


河口湖もハート



爽やかで気持ちの良い暑さ晴れ



ツアー参加者は20名。殆どが中高年。1人だけ若い男性がお母さんと一緒に参加。東京・神奈川の方が殆どの中、地方から出てきて東京の息子さんの家に泊まって参加しているという男性もいた。


ツアーの列は先頭にアラサーガイドさん、参加者20名を挟んで最後尾に旅行会社の添乗員さん。大学生ガイドさんは前から後ろまで行き来して全体を見てくれる。



時計12:24

山頂まで6.0km385分と記されている。1日目は八合目の山小屋太子館に宿泊する。

この辺は登山道と下山道、共通の道だから、下山する人とすれ違う。

「下山してくる人が疲れた顔をしていますよ。これが明日の皆さんの姿かもしれませんよウシシ

なんて大学生ガイドさんが茶目っ気たっぷりに脅してくる。


大学生ガイドさんは22歳にして登山歴9年、丹沢のN鍋山で歩荷のアルバイト経験もあるという、わたしから見たら登山の先輩7〜8月の約2ヶ月を富士山で過ごし、そのあとまた別の山で1ヶ月働くのだそう。


アセアセ「彼女が待っててくれるかなぁ」なんて、冗談とも本気とも取れる呟きで笑いを誘う。


ひらめき「山が恋人とか言って、全国に彼女がいるんだからいいじゃないラブラブ」と茶化したら、


ウシシ「それなら100以上いますよ〇〇山に△△山、□□山も登った音譜」と百名山の名前をあげて即座にユーモアで返す、頭の回転の早い男の子。


機知に富んだ会話をしながら山の経験者としてのアドバイスもしてくれる、若いガイドさんたちが頼もしい。そしてすごく楽しい爆笑




五合目〜六合目までの植物



時計13:20




六合目〜七合目までのお花



時計13:44



時計14:13



時計14:43 七合目の小屋が見える

↑別のツアーのガイドさんも若いお兄さん



時計14:48 リュックを下ろして休憩。

面白いメッセージTシャツのツアー参加者の方。


時計14:49 河口湖が見える




13:48の気温 / 16:47の気温


徐々に気温が下がっていく中、ウェザーニュースの通知で下界は記録的猛暑になっていることを知った。






15:11


15:11 同じ場所から見下ろすと河口湖




15:20 手を付いて登っている人も。



15:45 七合目 富士一館付近から山中湖



16:00 本七合目 鳥居荘の鳥居が見える神社



16:11

鎖は登山道を示す役割。掴んではいけません。場所によっては掴んでも良い鎖もあるので、ガイドさんが教えてくれた。



16:18

ここがこだまする所だっけ?(忘れたあせる



16:45

揃いの赤いザックカバーは中国人の団体さん




17:16  ずーっと山中湖が見える




17:19

ガイドさんの誘導で、登山道の途中で休憩。写真右下で座っているのが、わたしが参加したツアーの方々。ガイドさんがいなかったらこんな所で休憩して良いなんて、わからない。



このあと、宿泊予定の太子館が見えると、番頭さんが大きくゆっくりと両手を振り、大きな声で
「あと少しでーーす!頑張って下さーーーい!」
と声援を送ってくれた。

番頭さんは若い女性。
単純だけど、そういう時の声援というのは嬉しくて励みになる。若い人たちや子供って、新鮮な野菜や鮮魚と一緒で、中高年に活力を与えてくれるんだよね。ありがたい立ち上がるスイカ


17:42 八合目 太子館到着






⬇︎宿泊した山小屋 太子館⬇︎