『反応しない練習』
草薙龍瞬 著



KADOKAWA




人の悩みは
“心の反応”から始まるんだって。


人間関係
自分に対する苛立ちや落ち込み
忘れられない過去の嫌な出来事
まだ起きていない将来への不安


この本は
「ムダに反応しない」生き方を目指す、
ブッダの教えが書かれています。


覚えておきたいので
ブログにメモします。



以下、斜体青太文字は本からの抜粋。





仕事人間関係の悩みの「正体」って?


仏教の世界では、
「苦しみの原因は、“執着”にある」
と、よく語られます
執着とは、手放せない心。


どうしても、
しがみついてしまう、
こだわってしまう、
怒りや、後悔や、欲望
といった思いの数々のことです。




  「つい判断してしまう」からの卒業





誰かのことを好きか嫌いか、

いい人か悪い人かと

「品定め」している自分に気づいたら、

「あ、また判断している」

と気づきます。






人は自らの心を整えず、

あれこれと判断して、

心を失っている。


あちこちに目をやって、

一体何の役に立つだろう。





  「自分を否定しない」。どんなときも







「自由な心を取り戻す」エクササイズ



どんな状況にあっても、

「判断しない」(否定しない)




一歩、一歩と外を歩く


このとき、

肉体がキャッチする「感覚」に

意識を向ける(感じ取る)ように

してみましょう。


仏教が教える

「感覚が生まれる場所」は

五つあります

 目・耳・鼻・口・肌 

です。


その一つひとつに、

これまで以上に意識を向けてください。





判断を止めれば、人生は流れ始める



「方向性を見定める」

「今に集中する」

「妄想するのではなく、行動する」





「過去を引きずる

(過去を理由に今を否定する)」

というのが、それ自体、

心の煩悩、邪念、雑念なのです。



人生に、あやまち、失敗はつきもの。

肝心なのは、その時「どう対応するか」。



落ち込まない。

凹まない。

自分を責めない。

振り返らない。

悲観しない。



それより、

今を見据えて、正しく理解して、

“ここからできること”

に専念するのです。






「自分は優れている」とも、

「劣っている」とも、

「等しい」とも判断するな。



様々な言葉を受けても、

自分の価値を判断しないようにせよ。





わたしは元気です飛び出すハート


けれど、ときどき反省したり自己嫌悪に陥ったりするので、この本が心に響きました。



以前はネガティブな考えに囚われることもあったけど、筋トレやツーリングをするようになってから、深くは落ち込まなくなりました。

(とは言え、この本を読み直したくなるのは、やはり引きずるからかも〜あせる



山を歩いている時は五感がフル稼働するので、嫌なことを考えなくなります。



二酸化炭素と一緒にネガティビティを吐き出して、酸素とともに自然のエネルギーを吸い込みに行きましょ〜ニコニコ音譜





おさらい

  • 判断しない
  • 悲観しない
  • 執着しない
  • これからできることに専念する



あ、

ちなみにわたしは無宗教です。

念のためウインク