2024/7/30

4:53


これは奇跡の御来光だった。





富士登山1日目の夕方、

山小屋に到着する前から

少し風が強くなっていた。


暗くなるとますます風が強まり

仮眠で横になっている間も

ガタガタと外の風の音が聞こえる。





時計22:50


あと10分で

番頭さんがみんなを起こしに来る時間。

(山小屋ではアラーム禁止NG


このまま横になっていても眠れないから

起きてしまおう。


そう思って外にあるトイレに向かおうとした時

ガイドさん2人が山小屋に入って来た。



サムネイル
 

皆さんにお話があるので
一度お部屋に戻って下さい。


そう言われて部屋に戻ると

番頭さんもやって来て

みんなを起こし始めた。



そしてガイドさんから

サムネイル
 
  • 強風のため頂上まで行けるかどうかわからない
  • 現在、風速10m/s以上、突風18m/s
  • ひとまず出発はする
  • 今後の状況次第で途中撤退もあり得る

このような説明があり

23:30に外で集合することになった。




時計23:37

八合目山小屋 太子館 出発




時計0:17

山中湖に映る月光お月様



風がとても強く

空は澄み渡っていた。

体感風速10〜12m/s 。



休憩中

ガイドさんから

サムネイル
 

皆さん、ヘッドライトの灯りを消してみましょう

と提案が。



月と星が輝く真夏の夜空星空

名前のわからない星座がたくさん見えた。



時計1:00


↑その頃のライブカメラの画像







時計2:38

標高3,433m



ツアー参加者たちが休憩している間に

ガイドさん達が上の方の様子を見に行ったり

無線で連絡を取り合ったりしていた。



進むか撤退かギリギリの状況の中

出発時よりは風が弱くなったということで

頂上まで行くという判断が下った。



それでもまだまだ風は強く

自分たちより10mぐらい上にある雲が

すごい速さで流れていくのが見える。


目の前が霧で覆われたり

そうかと思えば瞬く星が見えたり

空の様子が目まぐるしく変わる。


「またガスってきたねぼけー

「またきっと晴れますよ♪ウインク


参加者同士で

そんなことを言いながら登って行った。






時計4:21

頂上直前では自分の足元が

見えにくいほどの霧。



時計4:25

吉田口頂上到着🙌



トイレを済ませて御参りしている間に

空が少し明るんできた。



時計4:37

久須志神社神社

霧が晴れない。


高齢者登拝名簿に記入する同ツアーの方




時計4:40

トイレや御参りで

バラけていたツアー参加者が一旦集合。

添乗員さんが点呼を取る。


添乗員さんはみんなの靴を見て

ツアーバッジを数えます。

暗い中でも見つけやすいように

ツアーのバッジを靴紐に付けるよう

出発前に添乗員さんから指示がありました。






サムネイル
 

せっかく登頂しましたが
御来光が見えないので移動しましょう

ガイドさんが諦めたその時、




山頂スタッフの方が

見えるよ。
出てるよ!
ほらビックリマーク
見えてるよ!!
 
サムネイル





時計4:43



時計4:43

誰もが諦めていたのでこの歓声ビックリマーク

 注意音が大きいです。



時計4:44



時計4:44

風が強いので秒単位で

御来光が隠れたり姿を表したり。



時計4:44



時計4:47

刻々と変わるので何枚も撮ってしまうカメラキラキラ



時計4:50

「頂上」の写真も取らなきゃ!



時計4:50
ほんの数分で青い空が見えてきた。



時計4:53

太陽の周りにリングが晴れキラキラ

10分前の霧が嘘のよう



時計4:53

太陽のリングに感激してまた撮ったカメラ キラキラ



4:53




山頂の山小屋で休憩したあと、



ハイ!

御来光と富士山めろんぱん

時計5:11



やったねウインクルンルン

念願叶ったー拍手




そんな

奇跡の御来光だったのです。




 ⬇︎この日のmushさんの投稿(X)⬇︎

 

 


⬇︎この日のmushさんの投稿(ameblo)⬇︎

(mushさんは富士山頂上に住み込みで働いている女性です)