今日も仕事の一日。うまくアイディアが浮かばず悩んでいると、彼が夜に街に出てディナーをしよう、と誘ってくれた。
お店を探していると一件行ってみたいレストランがあった。
ここはどう?私。
ここは後輩のお店だから、ちょっと行きたくないな。彼
なんで?私。
足跡を残したくないな。彼
、、、。私。
何か、久しぶりに結婚していない、私たちはただの不倫だと思い知らされた。そう、足跡を残したくないんだ。いくら私のことが大切と言っていてもそういうボーダーラインはあるんだ。そう思った。
撃沈
久しぶりに笑顔が出なくなった。笑えない。そんな彼の一言でこんなにも左右されるとは。情けない。もっと心が強くなりたい。自立した女性でいたい。彼に私しかいない、と思わせたい。
そんなこと、どうやったらいいかなんとなくわかる。彼の言葉に左右されなければいい。「あ、そう」と気分を害することを言われても聞き流せれるようになればいい。いつも笑っていればいい。いつも機嫌良く過ごせばいい。
そんなことすぐできるなら、人生何にも困らない。でも、答えはわかっているのだからそうできるように努力していけばいい。
結局夜はいつもの焼肉屋さんへ行った。クラブで働くホステスがお客さんを連れて中へ入っていくのをよく見かける焼肉屋さん。
私もホステス、そんなふうに見られてるのかな。
メイクは薄めだが、見た目が少々派手なのでもしかしたら他の人からそう思われているのかもしれない。
もう色々考えたくない。早くこの状況から脱したい。離婚してほしい。独身になってほしい。心の堂々巡りの旅がまた始まる。