↑あさりラーメン。塩とナンプラー、ごま油で。たべる寸前に黒こしょう。
篠田節子さんの「弥勒」を読んだ(こないだブックオフで買ったうちの1冊)。とっても分厚い文庫本で、その上登場人物の会話の描写がとても少ない。
美術展や工芸展なんかの企画を仕事にしてる新聞社社員が主人公。このひと、とっても気の毒なことに、ヒマヤラの小国でとんでもない騒動に巻き込まれる。
”あのときこうしてたら…”、日常のなかで何度も繰り返される感情だけど、このひとの場合、一瞬の判断の重さがその後ずっしりとのしかかる。
読んでいてたのしく、うきうきする話ではけしてない。たくさん血が流れる。人も物も、なんでもかんでも簡単に、谷底に投げられてしまう。
そんでもわたしは久しぶりに読み終えたあと、ふしゅーっと息をもらさずにはいられなかった。仙骨が、ぞわぞわした。
篠田さんてあんなにおっとりした雰囲気のひとなのに、頭のなかどうなってるんだろう。作家って、すんごいね。
今日、朝市では青菜類が安かった。袋をがさがさいわせながら、図書館で5冊本を選ぶ。ひとつ棚を移動するたびにやかましくしてすんません。
あさりラーメンは、有元葉子さんのレシピ。うまいラーメン屋に行きたいと思ってたけど、その必要まったくもってなし。しばし、はまりそう。
・そのひのことのは-011・
「ゆーかー、じゅーちゅ(ジュース)遅いですねぇ」
ドラマ「溺れる人」主人公の旦那役、西島秀俊の台詞
わたしはこの役者さん、すきなんです。なっちと組んでたドラマでさ、子犬に向かって「雨、やまないね」って言ってたの、いまだに耳に残ってる。
それにしても、お酒って魔物。見た目は色ついた水みたいなのに、限度を越えてしまったとき、ひとを、ひととのつながりをあっという間にぶっ壊してしまう。
篠田節子さんの「弥勒」を読んだ(こないだブックオフで買ったうちの1冊)。とっても分厚い文庫本で、その上登場人物の会話の描写がとても少ない。
美術展や工芸展なんかの企画を仕事にしてる新聞社社員が主人公。このひと、とっても気の毒なことに、ヒマヤラの小国でとんでもない騒動に巻き込まれる。
”あのときこうしてたら…”、日常のなかで何度も繰り返される感情だけど、このひとの場合、一瞬の判断の重さがその後ずっしりとのしかかる。
読んでいてたのしく、うきうきする話ではけしてない。たくさん血が流れる。人も物も、なんでもかんでも簡単に、谷底に投げられてしまう。
そんでもわたしは久しぶりに読み終えたあと、ふしゅーっと息をもらさずにはいられなかった。仙骨が、ぞわぞわした。
篠田さんてあんなにおっとりした雰囲気のひとなのに、頭のなかどうなってるんだろう。作家って、すんごいね。
今日、朝市では青菜類が安かった。袋をがさがさいわせながら、図書館で5冊本を選ぶ。ひとつ棚を移動するたびにやかましくしてすんません。
あさりラーメンは、有元葉子さんのレシピ。うまいラーメン屋に行きたいと思ってたけど、その必要まったくもってなし。しばし、はまりそう。
・そのひのことのは-011・
「ゆーかー、じゅーちゅ(ジュース)遅いですねぇ」
ドラマ「溺れる人」主人公の旦那役、西島秀俊の台詞
わたしはこの役者さん、すきなんです。なっちと組んでたドラマでさ、子犬に向かって「雨、やまないね」って言ってたの、いまだに耳に残ってる。
それにしても、お酒って魔物。見た目は色ついた水みたいなのに、限度を越えてしまったとき、ひとを、ひととのつながりをあっという間にぶっ壊してしまう。