「24」は、たたかうお父さんのドラマ。

昨日、迷いに迷ったあげくセカンドシーズンの最後まで借りてきた。
ほんとはさ、もうリタイアしよかと思ってたんだよ。ファーストのときほどじゃあないけど、わたしこんなにまでしてなんで見なくちゃないんだ?って。

ゆるみがないの。ゆとりもないの。
わたしのなかの指針として、ごはんをゆっくり食べるシーンがない物語は、えてしてそういった心の余裕がないことが多い。

見てよかったーって、心のそこから思いたいのに思えない。
でも、見てしまう。気になってしまう。次が見たくてたまらない。

それがこのシリーズのすごさなのかなあ…って気もするけど。もともとどきどきする話、ホラーとかエイリアンとか殺人鬼とかが苦手なので、体質的に合わなかったのかも。

セカンドシーズンの、ずぎゅーんと心を打たれたシーンについて。

メイソンと息子。マリーとケイト。ジャックとメイソン。ケイトとジャック。トニーとミシェル。リン。ジャックとシェリー。ケイトとマリーと親父。

見てない人にはちんぷんかんぷんだと思うけど、ネタバレは不本意なので役名のみを並べてみた。組み合わせが、そのシーンの登場人物ね。

前作以上に親子のつながりについて多角的に描かれてて、真っ只中にみわちゃんが掲示板に書いてくれたことは、さらにわたしの胸をうった。

そうか。非常事態でくそ忙しく、いくらなんでも手が離せないだろうって状態でも、主人公ジャックが娘の電話をほとんど受けとるのも、親ばかの証なんだろうか、と。

そして、ほんとーうにアメリカの大統領が、日本の首相が、みんなパーマーさんみたいなひとだったらいいのにねと思った。

なにはともあれ、わたしの「24」生活よ、しばしさらばだ。これから「ストレートニュース」と「ER・8シーズン」がわたしを待っている。
「24」終わったらきっとまたもやもやしてると思って、すっきりできるだいすきなビデオを借りておいたのだった。備えあれば憂いなし、半額クーポン万歳。

杜海掲示板へ(ふらーりさらさら語らおう)