日本のマスコミは何故、ニート差別を広めたのか。
彼らは引きこもりに対して
イギリスから輸入したニートと言う言葉の意味を歪曲させ、新たな差別用語として
ニートと言う造語を作り出し、メディアを通じて、執拗に流布して来ました。
ニートと言われる人の中には、
精神障害を抱えていたり、障害など
あらゆる生きづらさを抱えている
人たちが多く含まれていました。
しかし、日本のメディアは
その事を全面的に語ることはなく、
その当事者達があたかも、なまけている
だけで、働く意欲のない、親の脛をかじる、人間のクズなどと言う、とんでもない
デマを長年に渡り執拗に流布してきたのです。
そして、メディアは執拗にそのような事実無根のデマをお笑いやドラマ、映画、コミック、ミュージカル、音楽などのあらゆるエンターテイメント媒体を狡猾に用いながら、大衆全体にそのような事実無根な偏見を一方的に植え付けてきたのです
そして、事もあろうに、こうした事に対して、国もまた、メディアと同じように差別用語を平然と用いて、こうした愚劣な差別や人権侵害の流布に参加してきたと言う事は、実に許し難い事なのではないでしょうか?
今も私の手元には、はっきりと厚生労働省がニートと言う差別用語を平然と持ちいながら、まるで引きこもりに対する偏見を増長でもさせんばかりの文面を用いて、ガイドラインを掲載していた時のコピーが存在しています。
これらの資料はいつか、国を相手取り、訴訟をしていくために、私が地道に集めてきたものの一つでした。
そして、こうした差別や偏見を煽り、増長させてきた彼らの行為により、これまで
一体、どれだけの人たちが深く傷つけられ、長い人生の時期を無駄にさせられてきてしまったのでしょうか?
そもそも、引きこもりが長期高齢化してしまっているのも、こうした国やマスコミが流布した偏見が、根強い引きこもり差別を
至る所で生み出しているからであり、
皆、本当は人並みに働いて、結婚をして、人並みに生きていきたいと願っているにも関わらず、社会の中にこうした偏見や差別が根付いてしまっていることが、彼らを
より一層、社会に出て行く事を困難にさせてきてしまったのです。
にもかかわらず、それを専門家と称して、あたかも引きこもりの理解者だと称する人々でさえ、こうした事には殆ど触れようともしない。
これは実におかしな事なのではないでしょうか?
私は、こうした事に反対の意を示すべく、
このブログを立ち上げる事にしました。
そして、それを通じて、多くの賛同者が
現れて行く事によって、本当の意味での
引きこもりの方達の救済になるのではと。
ですので、このブログを通じて、少しでも賛同してくださる方がいらっしゃいましたら、是非、皆でこうした事に声を上げるべく風潮をご一緒に作ってゆけたらと、思いますので、ご協力を頂けたらと思います。
では、何回かに分けて、メディアによる
このニート差別は、何故行われたのかについて、今後、少しずつ考察してみたいと思います。