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Happy shiocheeのブログ

生存の欲求の一部として歌が組み込まれているような、「本能」で歌っていると感じさせる女性の歌い手が好き。

しおちー(塩ノ谷早耶香さん)が引退してから10日になろうとしている。


「芸能界という場所で自分がやりたい事をやり尽くしたと感じている」


そんなメッセージを残して去っていったしおちー。去年の12月まではワンマンライブツアーをやりたいと言っていたのに


前にこのブログで書いたように、真相は明らかにされることはないであろうから、それについて色々と憶測しようとは思わない。


ただ、デビューしてから4年しか経っていないという事実と、上記のメッセージにより引退発表し引退したという事実のみに基づいて自分の中に思い浮かんだことを書いてみたい。


実は、このことは引退発表を知った時(5/18)に既に頭をよぎったことではあるが、その時は自分が冷静さを欠いていた状態かもしれなかったので、書くのをためらっていた。今でもファンとしてこれを書くことにためらいはある。

でも、こんなふうに考えるファンが一人くらいいてもいいだろう。


自分がやりたい事をやり尽くした


しおちーは人の心がわかる優しい子だから、ファンが悲しまないようにと、このような表現になったと考えることもできる。

ただ、これはしおちーの「ファンに対する」思いやりの言葉であったとしても、しおちーの「自分自身に対する」本当の気持ちなのか


しおちーの思いやりはファンとしてはとても有り難いことだけど、しおちーがキングレコード主催のオーディション(DVA)で打ち負かしてきた、歌手になりたくて、CDデビューしたくて、必死に頑張っている人達はどんな気持ちになるだろうか、との思いも浮かんでくる。


DVAの応募者は1万人以上であったと言われている。そのうちグランプリ受賞者は3名。

残りの9,997名以上は涙を飲んだことになる。

しおちーがVBALDH主催のオーディション)のファイナルで敗退した時のように


もちろん基本的な力不足で落選した人もいたかもしれないが、しおちーと実力が接近していて最後の最後でしおちーに負けた人達も少なからずいたはず。


そんな人達の思いは、しおちーに長く歌手として頑張って欲しい、というものだと推察できる。

(もし自分がその立場だったら絶対にそう思う)

そうでないとしおちーに負けた自分達は救われない


そういう人達から見た時、今回のしおちーの「やり尽くした」という言葉は(キツイ言い方をすると)侮辱に値するのではないか。

「あなた、4年かそこらで本当にやり尽くしたと言えるの⁈

どんな気持ちであのDVAに応募したの⁈

私たちは、その程度の思いしかない子に負けたの⁈

とてもやるせない

おそらくこんな気持ちになるのではないだろうか。


しおちーは強い思いを抱いて歌手になったはず。

DVAで打ち負かしてきた人達の思いも背負って、それらの人達の代表(グランプリ受賞者)として、歌の素晴らしさをこれからも世の中に伝えていかなければならない。


その才能を埋もれさせてはいけないのだと思う。しおちーは歌を続けるべきだし、そこにこそ彼女の幸福の本質があるはず。


しおちーが本当に心身共に疲れ果て、もう歌手を続けられないと思っているのなら「お疲れさまでした」と送り出すのもいいかもしれない。


ただ、昨年の暮れまでライブツアーをやりたいと言っていた人間が、年明け5月に「やり尽くした」なんて言えるのだろうか。


前述の二つの事実から自分の思ったことを書いてみた。憶測ではなく真相が分かればまた違った思いになるのかもしれない。


また、これは自分自身の内奥にある本当の気持ちを書いたものであるが、決してしおちーの新たな人生への旅立ちを非難するものではない。



ファンの思いはしおちーに幸せになってもらいたい。ただそれだけ