今年の観劇も終わりましたので、その内訳を。


今年は組別で。表記がないものは1回です。

東京宝塚劇場=東、宝塚大劇場=大劇


◎花組…4回

「Ernest in Love」(東京国際フォーラムホールC)

『カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲』(東)

『新源氏物語/Melodia-熱く美しき旋律-』(大劇)

『新源氏物語/Melodia-熱く美しき旋律-』(東)


◎月組…4回

『Bandito-義賊 サルヴァトーレ・ジュリアーノ』(日本青年館)

『1789-バスティーユの恋人たち-』(東)3回


◎雪組…5回

『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-/ファンシー・ガイ!』(東)2回

『アル・カポネ-スカーフェイスに秘められた真実-』(赤坂ACTシアター)

『星逢一夜/La Esmeralda』(東)2回


◎星組…5回

『黒豹の如く/Dear DIAMOND!‼-101カラットの永遠の輝き-』(東)2回

柚希礼音ラストデイ・ライブ中継(映画館)

『大海賊-復讐のカリブ海-/Amuor それは…』(神奈川県民ホール)

『ガイズ&ドールズ』(東)


◎宙組…11回

『白夜の誓い-グスタフIII世、誇り高き王の戦い-/PHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-』(東)2回

『TOP HAT』(赤坂ACTシアター)2回

『王家に捧ぐ歌-オペラ「アイーダ」より-』(大劇)2回

『王家に捧ぐ歌-オペラ「アイーダ」より-』(東)3回

『相続人の肖像』(バウ)

『メランコリック・ジゴロ/シトラスの風Ⅲ』(市川市文化会館)


◎イベント

タカラヅカスペシャル2015ライブ中継(映画館)

となりました。


宝塚30回、各組共通(イベント)11回、計41回でした。


昨年は約60回観ていましたが、今年は観劇回数を減らそうと思い、

3分の1の削減を目標にしました(大げさ・笑)。

回数が全てではないけど、観劇が続くと、私の場合こなしている感じになってしまいます。

新鮮に楽しくゆとりを持って観劇するにはこれくらいがいいかなと思う回数が、

昨年より3分の1削減した回数でした。

ほぼ目標達成です。来年もこれくらいでいきたいところ。


それにしても、昨年まで(雪組ですが)1作品につき10回以上観ていたなんて、

あり得ません、信じられません(^^;)

今の私では、それは異常…と思える脳になりました。

いや、最近は3回でもすごいと思えるように(笑)。今は3回がボーダーライン。


今年の大きな変化といえば、雪組から宙組にあっさりと鞍替えになったことでしょうか(^_^;)

よく観る組第1位に、宙組が急浮上。遠征もしましたし(他の目的もあったけど…)。

でも、雪組だって全く観てないわけじゃないから、良しとします。。。

東京宝塚劇場公演は各組最低1回観劇は5年くらい続いています。

ルーティンとして身についているので、当分続くと思います。



◎宝塚以外の舞台

「十二夜」(日生劇場)

「CLUB SEVEN 10th stage!」(シアタークリエ)

ミュージカル「レ・ミゼラブル」(帝国劇場)3回

ミュージカル「エリザベート」(帝国劇場)3回

劇団☆新感線35周年「五右衛門vs轟天」(赤坂ACTシアター)

ミュージカル『ラ・マンチャの男』(帝国劇場)

ミュージカル『ダンス・オブ・ヴァンパイア』(帝国劇場)


有名な作品、話題作を中心に。まあ、こんなものでしょう。



このブログですが、年内で記事の更新を停止します。

宝塚とは全く別のジャンルに楽しみを見出したり、他にもすることがあるのも

そうなのですが、観劇はするけど、ブログとして記録することに

価値を見出せなくなったのがいちばんの理由です。

実は、1年くらいずっと考えてはいましたが、ここが自分にとってもよいタイミングだと

思いました。

公演プログラム以外、写真、雑誌、DVD等のグッズも一切買わなくなり、

観劇だけにしか興味がなくなりました。

これからも観劇はしますし、遠征も年1、2回はすると思います。

既に頭の中だけですが、遠征の計画を練っていますし(^^;)

ここだけはお休み、ということで・・・。廃止ではなく停止ということでm(__)m

タカラヅカスペシャル2015-New Century,Next Dream-』のライブ中継を

映画館で観てきました。


自分の劇場での観劇は11月末で終わっています。

スクリーン越しではありますが、ライブ中継も観劇のひとつということで。

年内最後の観劇でした。


新曲「New Century,Next Dream」はスカステを付けていると頻繁に流れてくるので、

既に耳から離れません。。。たしかに覚えやすいメロディです。

新しいタカラヅカのテーマ曲にしたいということかな。

この場限りでの使用はもったいないですし。



数日前にまさおくんが退団発表をし、来年もタカスぺが開催されるなら、

トップの顔ぶれは違うことになります。

今年の花組を除いたトップ4人の並びは最初で最後なんだ…としみじみしました。

今年もトップが2組代わりましたし、日々タカラヅカは進んでいるんだなと

改めて思いました。

というわけで、ミーハーに楽しく今の宝塚スターの並びを眺めました(^^)

好きなスターはいるけどガッツリ応援するような存在(贔屓)はいないライトなファン

という立ち位置が、私には合っているなあと思うここ1年です。


スターによる歌い継ぎの曲は、ここ10年くらいのが多かったので、

知ってる!と、耳馴染みがあってよかったです。

やっぱり知らないより知っている曲の方が嬉しいです。


毎年楽しみにしているパロディコーナー。

パロディだけど、本当にパロディでいいのかな?とずっと疑問でした(^^;)。

イメージ的に、タカラジェンヌとパロディが結びつかなくて。

でも、生徒さんが「パロディ」と言っているので、やっぱりパロディなんですね。


パロディは元ネタとなる作品が分かっていないと、意味が分からなくなります。

ファンは分かっていることが前提。

大抵の元ネタが分かる私も、やっぱりヅカファンのようです(^_^;)。


星組。

冒頭は着物だったので、風の次郎吉かな(観てないので…)?となる。

それ以外は星組の公演だったので、大丈夫でした。

みっちゃんは予想通り。笑わせてくれます。

風ちゃんの本気でパロディに取り組む姿勢に感心(笑)。


宙組。

「王家に捧ぐ歌」が学園モノに(笑)。

まぁくんのイケてなさが可愛かった~。

みりおん、うららの関西弁!そういえば、2人とも関西の人だ。

公式な場では標準語で話すところしか見たことがなかったので、新鮮。

普段関西弁を使わない美しい人が、関西弁を話すと威力大ですね(^-^;

愛ちゃん、面白い可愛い。セリフ、何言っているのかよく分からないところも

あったけど(^^;)。喋るだけで沸かせてくれる、色んな意味でワクワクする存在です。


雪組。

新米トップだった昨年と比べて、キャリアも増えて、ネタにできる作品も増えて、

今年は密度の濃い、楽しいパロディでした!

だいもんアルカポネがネクタイを頭に巻き、それって酔っぱらいのオッサンに

ありがちなことじゃないですか(笑)。あ、イメージです。。。

リアルにオッサンテイストなのに、かっこよく見ててしまうスター力!。


月組。

まさおくんが秋のコンサートで披露した亀の扮装で登場。

亀から発展させて、「浦島太郎」と「1789」がミックス。

トップスターが亀になる、すごいなあ(^_^;)

こういうことしたスターさん、私はまさおくんしか知りません。

しかも本当に楽しそうですし、愛すべき個性ですね。


「トップコンビ」が好きなので、イベントでしか見れない組をシャッフルしての

組合せを堪能。


みっちゃん-ゆうみ(スカピン)

まぁくん-ちゃぴ(エリザベート)

ちぎ-風(Neversay good-bye)

まさお-みりおん(ファントム)

という組み合わせ。


有名なミュージカルナンバーで、またいつか上演があったらいいなあと

思いました。

シャッフルしたコンビも新鮮なのですが、やっぱり本当の組み合わせが

最高となる(^^;)。



元々娘役さん好きなので、見入ってしまったトップ娘役4人のドリームガールズ。

可愛い!!。娘役ってなんて可愛いんだろうと感心する。

4人は私の中で評価の高い(むしろ好き!)なので、最強の並びでした。


トップスターに歌って欲しい曲1位の歌。

歌がどうこうではないのですが、「モーツァルト!」の楽曲って、

人気ありますよね(^^;)

まさおくん以外にも、ちえちゃんとからんとむさんで聞いたことがありますし。

男性だと高い音域になりますが、男役の音域だと歌いやすいのかな。

難しい曲には違いありませんが。


客席も参加して一緒に踊るコーナーは、スクリーンで眺めるだけ(^_^;)

さぞかし楽しかったことだろうと思います。。。


月組の「Golden JAZZ」も客席参加型の場面がありますし、

踊らされることが続いているヅカファンか。


2015年を締めくくるタカラヅカファン感謝祭。楽しみました!


花組東京公演『新源氏物語/Melodia-熱く美しき旋律』を観劇しました。

初日が開いて2日目の観劇ですが、この1回のみです。


先月大劇場で観たので、一応は2回目です。。。



『新源氏物語』。

宝塚歌劇での「源氏物語」は今年初めて観ました。

2回目にして、「源氏物語」の楽しみ方が分かってきたような気がします。


物語はわりと淡々と進んで、盛り上がりがないように感じます。

源氏の女遍歴を眺めていく、絵巻物のような感じ。

でも、それでいいのね…と。


みりおちゃん演じる光源氏がひたすら美しくて・・・。

「持ち味に合わない役でも力でねじ伏せる」という作品・役柄もありますが、

源氏に関しては、圧倒的な美しさがないと成立しないなあとしみじみ思いました。


源氏は多くの女性を虜にするわけですが、なぜか女たらしは見えず、

亡き母の面影を追っている心の闇の面が強く出ていて、こういう人物なんだと

納得させられるのです。


過去の上演は観たことがないし、世間の評判がどうなのかは分かりませんが、

私はみりお源氏が好きですね。

トップになってからの大劇場作品の中で、一番嵌っているのではないかと。


前回触れていなかった他の方々。


惟光って役柄的に美味しいわけではないと思うのですが、キキちゃんには

存在感がありますね。源氏を影で支える役どころですが、押し出しの良さも

あって、いい役だなと思わせてくれました。


藤壺の女御のかのさん。独特の声質が今回は気になりませんでした。

こんな発声もできるんですね。おしとやかな抑えた女性が合っていました。


朧月夜の仙名さん。丸みのある声が聞きやすい。歌の人だと思っていましたが、

演技も上手いのですね。


紫の上の桜咲さん・・・じゃなかった。

顔が違ってびっくりしたのですが、後で確認したら休演になっていて、

代役がみれいちゃんだったのね。

急な代役でもちゃんとこなしていて、これはこれでよかったと思うのですが、

やっぱり本当の配役で観たかったのも正直なところ。

紫の上という役の美しさと聡明さが気に入っていました。

べーちゃんの芝居の声、結構好きなんです。自分はもう観劇できませんが、

一日も早い復帰を願っています。


好きな組の公演だと、何でもアリになるし、なんだかんだで好きになってしまうものです。

よく観る組ではないからこそ、良い作品、舞台だと思えたのは大きな収穫でした。



ショー「Melodia」。

上演時間が50分で通常より5分短いです。

中詰の時間を長めにとって、中詰後にありがちな大勢口で歌って踊って

クライマックスに向かうというような場面がないことに気づきました。

プログラムを見れば分かることですが…。


それ以外は、中村先生らしいオーソドックスなショー。

タイトルは「メロディア」で綺麗なイメージをもつけど、サブタイトルに「熱き」とあるとおり、

意外と熱いショーです。


down town jazzも黄金郷の場面も好き。

ありがちな場面設定だけど、安心して楽しめます。


そして、黒燕尾の美しさを堪能。

振付も粋な感じで、お洒落ですね。



海外ミュージカルもいいけど、芝居とショーの二本立てでいい作品だと

嬉しいですね。

久々に(といっても先月の宙組の公演以来ですが(^^;))タカラヅカを観た!と

清々しい気持ちになれました(他の舞台が楽しくなかったということではなく…)。



今年の劇場での観劇は、今日が最後でした。

ラストの観劇が11月で終わるなんて私にとっては珍しいのですが、

偶然そうなっただけです(^^;

とりあえず、タカスぺのライブ中継を見ることができて、今年のタカラヅカを

締めくくることができればいいなと思っています。。。


帝国劇場(城)で、ミュージカル「ダンス オブ ヴァンパイア」を観劇しました。


プレイガイドの貸切公演です。


ダブルキャストの配役は以下の方々。

2009年以来、上演があれば観に行っています。


正直、ストーリー自体はしょうもなくて、、、、設定とかふざけている(笑)話ですが、

その変なのがクセになる面白さなので(^^;)


クロロック伯爵は、ずっと演じている山口さん。

ヴァンパイアの役で人間離れした存在感は、流石だなと思います。


毎回楽しみにしているアブロンシウス教授。

今回も石川禅さんでよかった!歌声も芝居も好きです。

あの早口ソングを聞くために、見に行っているといってもいいくらい(^^;)

ずっと演じている人だから、すごく安心感があります。


アルフレート役は、今シーズン初めての平方さん。

真面目で好青年だけど、ちょっと抜けた感じがかわいかったです。

教授との台詞の掛け合いもよかったです。


サラ役は、舞羽美海ちゃん。

1回しか観に行かないのでどちらのサラ役を取るか?

歌唱力は心配だけど、、、美海ちゃん好きなので迷わずこちらにしました。

かわいい~!!宝塚の外に出てもヅカメイクなしで可愛いって、すごいなと(^^;

見た目は完璧でした。

歌は…健闘していた思います、個人的には(上からで申し訳ない)。

踊るサラという感じでした。

ミューオタさんには、厳しかったなと思うけど。。。


マグダ役も、今シーズン初めてのソニンちゃん。

今まで観てきた役の中でも、結構合っているのではないかな。

また役に入り込んで突っ走ってしまうのかなと思っていたので、、、意外とよかったです。

豊満なバストなのは知っているけど、衣装があからさますぎて笑ってしまいました。。。


フィナーレは、なんだかよく分からないけど、すごく盛り上がる(;^ω^)

普段踊らないキャストの方々も楽しそうで(笑)。

劇場に入る時にペンライトを配られるのですが、これは前回上演時はなかったような。



貸切公演だったので、舞台挨拶もありました。

主演の山口さんだけでなく、美海ちゃんも登場。


宝塚時代ならあり得なかった、美海ちゃんの舞台挨拶もあり、

ガチな美海ファンの方にはたまらない公演ではないかと思います。


2階席で観ましたが、ガッツリと作品を楽しむには断然1階の方がいいですね。

気を使って?2階席にもアンサンブルの方が来てくれますが。

逃げる演出とかで客席を使うのが多かったので、これも客席参加型のひとつかなと思ったり。

星組東京公演 ブロードウェイミュージカル「ガイズ&ドールズ」を観劇しました。


予定が確定せず観劇日を決められなくて、今日だけの観劇となりました。

今年の11月と12月は他のことも多々あり、予定が立てにくいのです。

去年まで雪組を2桁観劇していたなんて、今では信じられないし、あり得ないです(^^;。



「ガイズ&ドールズ」は、紫吹さん主演のをビデオで見たり、

2010年にシアタークリエで上演したのを観たりして大好きな作品です。

宝塚歌劇での上演を劇場で観るのは初めてです。


その前に、みっちゃん、風ちゃん、本公演お披露目おめでとうございます!

プレお披露目の全国ツアーは横浜が初日で、私は2日目を観ているんですけど、

それから半年くらい経っていますが改めて。


久々にガイズを観まして、あれ?こんな笑いが起こる話だったかな?と。

演じる人によって、こうも印象が変わるんだなあと思った次第です。


ネイサンが紅さんだからか、笑いの要素が高かったです(^^;)

スカイとネイサンの息がピッタリで。

みっちゃんと紅さんが絡むと、物語が明るく愉快になりますね。


みっちゃんのスカイ。何事にも動じない余裕のある大人の雰囲気。

ハバナのシーンで、酔っぱらったサラを見る目が優しいです。

声を含めての押し出しの良さは、やっぱり真ん中向きの人だなと

思いました。ギャンブラー役がハマり役とは思わないけど、仲間の中での

際立った存在感は流石でした。


風ちゃんのサラ。元気いっぱいのサラを予想していたのですが、

意外にも真面目でお堅くて、しっかりした娘でした。

だから酔っぱらう場面のサラの壊れっぷりが可愛くて、微笑ましかったです。

クリアな声質だから、台詞も聞きやすいですね。


ネイサン、大好きなキャラクターなんです(笑)。タニちゃんのネイサン役が大好きで。

紅さんのは、彼女ならではのネイサンでした。

観客の心を掴むのが上手い。エンターテイナーですね。


アデレイドも大好きなキャラクター。ネイサン&アデレイドのカップルが好き。

礼くんのアデレイドは、もう可愛い!憎めない、意地らしい。

アクの強い役だから、男役がやるのは適任ですね。

クセのある声質にしていて、それでいて歌の上手さは相変わらずですから、

素晴らしいです!


ギャンブラー仲間の役が多いので、スーツ祭り。

全力でカッコつけているのが、可笑しくて。

クマのぬいぐるみを持ったビッグジュールの「クラップやろうぜ!」のインパクトの大きさ(笑)。

チェック柄スーツの3人組も、観ていて楽しいです。


何回か観れば細かいところも楽しめるようになるんでしょうけど、

今日だけなので主要キャストとストーリーを追うことばかりになりました。


まさにブロードウェイミュージカルといった作品を観ることが久々でして、

新鮮でした。最近は、ヨーロッパ発が多いですからね。