やっと、少し自分を取り戻しております。

しかし、毎日暑いですね〜。

その世情に流され怒りが復讐させる作品。韓国で起こった無差別殺人は殺人犯がわかっているのに　外国人だったばかりに…

アウトロー

〜哀しき復讐〜

2010年3月公開

93分

テイン評価

★★★☆☆

無差別に殺人を楽しむ集団が捕まった。

強力班刑事ジョンス(カム・ウソン)はそんな犯人に怒りをあらわにする。

7年前…

車で友達と遊びに出かけたジヒョンは突然トラックに襲われ拉致監禁され友達は殺された。すきを見て逃げ出したジヒョンは助け出されジョンスと出会う。ふたりは一緒になりあと少しで子供が生まれる。

しかし、自分の事件に関わった書類を見てしまった

ジヒョンは姿を消してしまった。

あれからジョンスはPTSDと診断されたが気持ちを抑えながら　最近の無差別殺人を許さなかった。

ジヒョンは娘ジェヨンにジョンスに会わせることにした。あと、少しで再会できるはずだった。

ジェヨンがトイレに行きたいと近くの店に行ってしまう。

店に居た客の外国人ジョーとデニーは面白いことをするからと席を立ちジヒョンたちのいるトイレに…

そして足早に店を出た。

血に染まって冷たくなったジヒョンとジェヨン。

犯人は捕まるのだが、お互いが相手が刺したと言うばかり　しかも外国人なので韓国では調べることができないと…

裁きもまともに進まず”嫌疑不十分“で無罪が言い渡される。

ジョンスは復讐を始める。

広い広場の中央にデニー、ジョー、検事、判事、弁護士が繋がれて鉄仮面を着けた男がそこにいた。

今回の殺人事件の関係者が繋がれている。ここにいるみんな(鉄仮面も含めて)体には爆弾をつけている。爆破により被害がでるため　うかつに手を出せない中　鉄仮面は真実を詰める。

ずいぶん前に見ていますので　再視聴ですね。

ラストのジョンスの行方はどうなってしまったかちょっぴり気になりますが　しっかり復讐しています。

最近の映画より殺人者がエグいです。これでもか❢

血がいっぱいです。

外国人に罪が問えず犯人であるのに“無罪”になったことが実際にあったそうです。復讐話は別としてそちらをきちんと調べて作品にしたそうです。

ちなみに、殺人事件を起こした犯人が罪に問えず“無罪”になった実際の話は映画になっています。

それは　2009年公開のチャン・グンソクが出てた「イテウォン殺人事件」です。時間はかかりましたが犯人やっと捕まったみたいですね。

韓国映画「無法者」原題23−73