今回はホン・サンス映画を振り返りました。
アクション系が大好きな私です 映画好きの方から教えてもらったホン・サンス監督作品ワールド。
その方も難解と言っていたのですが初めて触れた時は“私には合わない”と感じました。
でも、いつの間にか次の作品を期待して待つようになってました。(個人的意見)
その初めて触れた作品で ごちゃごちゃしてる感しかなかったのに 途中でわけがわからず爆睡していたのになんだろうか 今見たら“ふむふむ感”がありました。やっぱり免疫できてるw
キャストが同じですが4つの短編をひとつにした作品です。
教授とわたしそして、映画
옥희 의영화
2010年9月公開
全4編で80分
テイン評価
ホン・サンス作品やっぱり感じ方
期間を開けて再視聴すると
違うので一度見てみようw
あらすじ?
〈呪文を覚える日〉주문을외울날
映画監督でもあるジング(イ・ソンギュン)は大学映画科講師をやっている。
同僚から尊敬しているソン教授(ムン・ソングン)の良くない噂を聞いてしまう。
ソン教授との飲み会でついその噂を本人に言ってしまうジング
ジング監督映画の鑑賞会で起こるジングの噂が…
〈キス王〉키스왕
大学映画科の学生ジング(イ・ソンギュン)は同じ学生のオッキ(チョン・ユミ)が好きになった。
恩師でもあるソン教授(ムン・ソングン)の姿がある近くでオッキと会えているのだが それをまったく気にしていない
オッキが好きなことだけで突っ走るジング
〈大雪の後〉폭설후
100年以上ぶりの大雪だからなのか 講義の時間になっても誰一人としていない教室。
映画科教授のソン(ムン・ソングン)は諦めかけた時 学生のオッキ(チョン・ユミ)が遅れて現れた。学生ジング(イ・ソンギュン)もやって来て3人で話をする。
講義後ソンは学校を辞める。
〈オッキの映画〉
オッキ(チョン・ユミ)は映画を作っている映画科の学生だ。
少し期間を開けた同じ日同じ時間に同じ場所を老いた男ソン(ムン・ソングン)と若い男ジング(イ・ソンギュン)と歩く。
オッキは比べながら話を進める
感想
短編映画の中で同じキャスト同じ役名で主の3人がでます。大学映画科の教授、学生のありそうななさそうなストーリー展開で別話になっていますからオムニバスではありません。
これがごちゃごちゃしてしまうのですが 関連性を忘れてしまえば 個々の短編映画になります。でも同じようになってしまうんだよね~w
〈呪文を覚える日〉は噂が本当だろうが嘘だろうが教授を信じていれば良かったのに素直過ぎてしまったことを反省することができないまま身に降りかかる自分の噂 これは本当か嘘か
〈キス王〉は好きになってしまった彼女が実は信頼する教授と付き合っていたけど それを知らずグイグイアタックする男の話
〈大雪の後〉は人気がない教授の講義に学生が集まらない。講師を辞めようとしていたところへ2人の学生が遅れてやって来て3人で話をした後 辞めてしまおうと決意した
〈オッキの映画〉はオッキはさて、どっちが好きだったのか 去って行く老いた男 続かない付き合いを感じる若い男 策士なオッキ
オープニングから威風堂々が流れこれもやっぱり作品を匂わせていますよねw
最近の作品より分かりやすいですが やっぱりなんだろう感はあります。
まだまだホン・サンス作品は深過ぎてもっと免疫をつけようと思うのでした。
イ・ソンギュンはホン・サンス作品に良く出ていますのでペンの方は見てみては?
ただし、たぶん見ている途中でなに?って思うかもね
ではでは