まず、チョ・ジョンソクやイ・ソンギュンが出演した「幸せの国」とはまったく違う作品です。
私的には落ちている時に観る映画ではなかったですね。陰そのものですから気持ちが不安定な方にはあまりオススメできませんので観る場合は心してくださいとしか言えません。
あ〜私は悶々としてしまいました。マジ落ちている時はあとを引くわ〜w
幸福の国
햄복의나라
2018年公開
85分
テイン評価
★★☆☆☆
あらすじ
8年前、駅ホームでおきた青年の死亡事故。
ミンスは無口で無愛想な男であるがもうすぐ妻が出産するのを気にしている。
ミンスの誕生日に外食する事を妻は予定していたが葬式があるからと
出産するのに縁起が悪いと行くのを反対する妻の言葉を聞かず出ていくミンス。
8年前死んだジヌの命日の法事にミンスはジヌの家族が待つ所へ来ていた。ジヌがいるはずだった場所でジヌの母親は息子を迎えるようにミンスを扱った。
ジヌの姉のこの状態はおかしいことだと
あの日ミンスはホーム下に降りた それを助け出そうとしたジヌが
妻にも言えていないことに加えてジヌの母親の扱いに心苦しくなり来ないことを決めるがジヌの母親が許すわけもなくて
イライラが膨れて不安定になるミンスの姿は妻を不安にさせる。
ミンスを追いかけてジヌの母親は倒れてしまう。
ジヌの母親が意識不明で病院に運ばれているところへなにも知らない姉婿は看病を頼んでくる。
ミンスは寝ているジヌの母親を見て呼吸器を外してしまうと意識を戻してしまう
ジヌの母親はミンスになにをしたかったのか…
感想
ミンスが死ぬために起こしたことでジヌが犠牲になって 多少に関わらず贖罪の意味で8年我慢していたんだろうけど 妻と生まれてくる新しい命のために変わろうとしたんじゃないのか でも、たえられなかった。
なにも知らない妻は可哀想でした。せめて話ができていれば変わっていただろう。
ジヌの母親はミンスを許せてはいなかったけど 亡き息子の代わりにしたかったのか ジワジワとミンスを壊してしまおうとしたのか 人の心の恐怖がありました。
私は作品を見ながらホラー映画よりも怖いと思いました。(ホラー映画は途中でも爆睡できるタイプです。きゃーきゃー言いながらZZZ…)
ちょいと重いです。
余談
阿部寛の最新日本映画「ショータイム」ってあれはハ・ジョンウの「テロ・ライブ」のリメイクだよね。
イ・デビッドやイ・ギョンヨンのやつだよね。