なんだかまた見たくなっちゃって、それまですっごく睡魔に襲われていたのに結局最後まで見てしまった。

ザ男臭い映画でして女性受けはなかなか難しいと思います。(私はもちろん、大好きな監督作品なのでワクワクでした。)

脚本はパク・フンジョン「TheWitch魔女」等の監督です。キャストの中にはいろんな映画監督さんが役者として出演しているんですよ。

主演のファン・ジョンミンをはじめたくさん見て飽きない位キャストの良さにワイワイできます。

同じ刑事役でもこちらは裏で悪いことばかりしてるので「ベテラン」のファン・ジョンミンと比べてあらためて凄い役者だと思わせてくれます。

リュ・スンボムがいつもより不細工でないですが撮影時「監督」「スンボム君」と呼び合っていました。出演時はコネじゃないかと言われてたらしいですがキャストイメージがスンボムだった。まぁ兄弟ですからね〜。

チョン・マンシクがめちゃくちゃボコられる。かわいそうなぐらい。

マ・ドンソクがファン・ジョンミンには弱い。

あ、あれソン・セビョク。なんてのもあります。

こんな長い前置きは大好きな映画監督リュ・スンワンの作品の時です。

リュ・スンワン監督8作目



生き残るための

3つの取引






    

2010年10月公開

119分


テイン評価

★★★★☆



あらすじ

ソウルでは女児殺害事件の犯人を追っていた。なかなか犯人が捕まらず世論の警察に対する信用にも関わってきていた。容疑者として浮かんだ者を親族関係の刑事が発砲し死なせてしまう。

カン局長(チョン・ホジン)はこの失態をもみ消しするため名を挙げたのがチョルギ(ファン・ジョンミン)だった。


検挙率抜群のチョルギだが警察大学卒で無いためコネもツテもないし 昇進もできない。カン局長はそれに目をつけ昇進をネタに女児殺害事件を担当させる。


ヘドン建設社長ソック(ユ・ヘジン)はチョルギのスポンサーで義弟を見てもらっているが見返りは対抗しているテギョン建設社長ヤンスの検挙。


一方、ヤンスをスポンサーとしているヤン検事(リュ・スンボム)はヤンスを解放する。


女児殺害事件の犯人探しにチョルギは「役者」として過去に犯罪歴のあるイ・ドンソクをソックに仕立て挙げさせる。


イ・ドンソクの検事担当になったヤンは「役者」にされたと気づくが上司の部長検事(イ・ソンミン)から事件を終わらせろと…


ソックは邪魔になるヤンスに手を回し殺害した。ヤンは一緒にいたため窮地になる。しかも、否認し始めたドンソクを自殺に仕立てる。


ヤンとチョルギはお互いを落とし入れようとする。


ソックはチョルギとの関係を深くすることを考えていたが秘書の裏切りで殺される。チョルギも標的にされるが反撃 その場を同僚テホに止められてしまう。誤ってテホが倒れてしまいその現場を偽装する。


テホの葬儀はチョルギ昇進日で出席しなかった。

同僚たちからは不信感…


チョルギはテホの眠る納骨堂で涙している時、拳銃を向けられ撃たれてしまう。

同僚たちはテホの死の真相を知ってしまい瀕死のチョルギを助けなかった。


検事として危機に陥ったヤンだかコネとツテが味方となりつつあった。



感想

チョルギもヤンも結局、裏で悪いやつなんだよね。

女児殺害事件の犯人にされた男だったけど、以外な結果だったのはどんでん返し〜。

ヤン検事の捜査官チョン・マンシクはヤンの機嫌でボコボコにされて、チョルギを調べていてチョルギにボコボコにされてガーン

ヤン検事を追いかける記者としてオ・ジョンセもいましたし、カメオで無口なチーム長アン・ギンガンが出てましたよ。

ちょっと笑かす要素ありのイ・ソンミンだとかね。

ファン・ジョンミンに投げ飛ばされるマ・ドンソクでした。投げ飛ばす方じゃないのも新鮮でっせ。



人気の監督ですが やっぱり、男ばかりのアクションノアール。賛否両論ですよね。

しかし〜「ベルリン」で女性ファンを引き入れました。んで、「ベテラン」でしょ〜。

その後はいろいろあったけど、最近は「モガディシュ」ですからね。 


あ〜今度は禁断の「タチマワリ」も見たくなっちゃった。