笑いと涙の帝王
チャウ・シンチーが
すべての夢追い人に
贈る傑作
エンターテイメント
なんですって(笑)

本作は1999年に発表の「喜劇王」をリメイクしたらしい…自分で自分の映画をリメイクかぁ〜




新喜劇王

2019年

(90分)




あらすじ


映画女優を夢見るモンはずっとエキストラをやり続けてチャンスをつかもうとしていた。

誰の目にも留まらない。

いつも応援してくれる彼がいたからがんばれた。

プチ整形して映画「白雪姫」のオーディションを受けるが受かったのは代役のエキストラ。

この映画はスター俳優マー主演「白雪姫 血のチャイナタウン」

白雪姫が目を覚ますと男になっていたという話。

マーは役をやり遂げるため自分の気持ち次第で監督より先にカットしたり、方向を変えたりと…

確かに以前は大スターではあったが今は落ちぶれていて一応映画につかってもらっている身だった。

マーは恐ろしい顔の演技ができず、困った映画の監督はモンを使ってスマホで撮影して驚かすことに

マーは思い切りビビりまくり俳優人生で最低なことになって撮影を辞めてしまう。

その場面がSNSで流れマーの人気が戻ってきた。

モンは信用していた彼が詐欺師だとわかり夢を諦めようとしていた。

マーは大きなオーディションの話をモンに持ってきた。これが最後と受けて見事合格そのまま人気女優の道へ

自分と同じような俳優を目指すファンに諦めるなと



感想

モンのお父さんがカタブツ系なのにコソッと裏で応援してる姿が笑える。オーディションを受けに行かせときながら「親不孝は出ていけ」なんて言って追い出しながら「家の鍵は持ったか?」と帰ってくる前提だったり。

モンの彼はもう見た目から詐欺師っぽい。

怪しい整形医師の間違いだらけの手術は笑ってしまった。

どん底のモンの姿がめちゃくちゃかわいそう。

さて、マー役のワン・バオチャンは中国では有名俳優でチャウ・シンチー監督だから出演です。

妻夫木聡が出演してる中国映画の「唐人探偵」に出てますからわかる人いるのではないかと

コメディ作品のなかにギュッと詰まったものでした。


テイン評価

★★★☆☆