デンマークであった実話を元に作られた作品です。
子どもたちに明日が約束されなかった時代、兄は今日を生きた。弟は未来を夢見た。
これだけでもなんだか泣けそうでしょう?
じわじわ泣きって感じです。
いろんな著名人がおすすめする映画なんですって
きっと、いい日が
待っている。
2016年
(119分)
あらすじ
1967年コペンハーゲン
労働者階級家庭で苦しいながらも、母親と13歳のエリック、10歳のエルマーは仲良く生活していた。
母親はたくさん働いていたが病気のために入院することになった。
叔父さんは子どもと一緒にと思っていたが無職のため引き取れず養護施設に預けられることになった。
ふたりが預けられた養護施設にはいろんな事情を持った子どもたちがいた。校長は規律を重んじ“しつけ”と称し体罰を加える人物。
足の悪い弟エルマーは夢を持っていた“宇宙飛行士”になれば足なんか気にならないと…早々目を付けられる。
1日目から逃げ出したがすぐに捕まる。
連帯責任を逃れるため他の子どもたちは校長のいわれるままふたりを殴る。
新入りで足の悪いエルマーは上級生にイジメられていたが、読み書きができることで重労働から開放された。
仕事だからと割り切って見て見ぬ振りをしなければならなかったハマーショイ先生は体罰を受けるエルマーには安らぎだった。
クリスマスになれば母親の元に戻れると思っていたがその前に母親は亡くなってしまう。
叔父さんに助けてもらうはずだった脱走は失敗。
それを期にエリックとエルマーは目立たなく幽霊になる事を決めた。
校長がとても機嫌が良い日、エリックは校長の車をきれいに拭き上げた。
「15歳になったのでエルマーを連れてここを…」
「18歳に延期になった。」
我慢に我慢を重ねていたエリックは激怒、車を…
その後、エリックは意識不明状態に
エルマーはエリックの姿をみて今は辞めてしまったハマーショイを訪ね助けを求めた。
しかし、上手くいかないことでエルマーはある決心をしてエリックの枕元で
「もし、目が覚めて僕がいなかったらごめんね」
そして、エルマーはハンマーを持って…宇宙飛行士になった。
感想
これでも簡単にしてます。
養護施設の中で起きた話は記しておりません。
最後は想像してください。気になる方はやっぱり見ないとね。
逃げ出しても行き場がなくてそこに居なくては生きて行けなくて体罰に耐える。
も〜う!校長に腹立つわ〜。
耐えるふたりにウルウル💧💧💧
見ている間に耐えるエルマーがかわいいです。
テイン評価
★★★★☆