母国の言葉を消してはいけない。ハングルの辞書を作るために統治下の韓国で反抗と知りつつことばを集めた。
マル→言葉
モイ→あつめる
マルモイ
ことばあつめ
2019年1月公開(135分)
テイン評価★★★☆☆
*1940年代、満州は日本統治下、京城では日本の名前に変えること、日本語を話すことを強要していた。
朝鮮語学会のジョンファン(ユン・ゲサン)は大事なハングルの資料が入ったカバンをパンス(ユ・ヘジン)が盗んだ。
それがきっかけで朝鮮語学会の雑用係として働くようになった。
字の読めないパンスはハングルを覚えて言葉が大切なことにいままでより、ジョンファンと一緒に〈マルモイ〉にのめり込む。
しかし、その反面 京城第一中学で勉強に励むバンスの息子ドクチンを不安にさせる。
ジョンファンの父は京城第一中学の理事長で日帝に準ずるが韓国語を守ろうとしている息子に悩まされていた。
朝鮮総監部国民総力部長の上田は朝鮮語学会が日帝教育に反している彼らの〈マルモイ〉を止めさせようと取締りを強化する。

日本統治下でおこなわれた日本教育。中には韓国語を知らない子供たちも…
どうやって母国語を忘れないためにも〈マルモイ〉は大切なことだったのか。
辞書を作るための努力のあたりはちょっと邦画“舟を編む”を思い出しました。
韓国映画ばかり見ているわけではありませんよ。でも、かなり前ですけどね。
パンスの娘スニがとても可愛かったです。
資料を守るためにジョンファンもパンスも傷つきます。さて、どちらが〈マルモイ〉にたどり着いたかは作品を見てくださいね。
日本から解放された後の話もありました。
鼻水が出ました(笑)
政治的な作品になります。でも、日本がとか韓国がとか関係なくひとつの作品として視聴してください。