久しぶりにいい邦画に巡り逢いました。
生田斗真が体は男、心は女のLGBTを演じています。
2017年公開(127分)
テイン評価★★★★☆
*トモは母親とふたり暮らし、母親は自分の事しか考えていない。
トモを置いてたびたび居なくなる。男を追いかけてまた、居なくなった。
叔父のマキオのところへ行くことになる。一緒に住む相手が居るとのことだが、マキオの“彼女”とは体は男、心は女のリンコ(生田斗真)だった。
最初はどうしていいのかトモは思うが母親にしてもらったことのない食事やリンコの優しさに嬉しくなっていった。
それからリンコを一番理解するリンコの母親やリンコの仕事ぶりを知り対等に生活になれてきた。
しかし、世間はいろんなことをいう。
リンコはトモを離したくないぐらい母性愛に目覚めていた。
辛いことなどあるとリンコは毛糸である形を編む。
それはリンコの煩悩…108個作って気持ちの整理をする意味があるらしい。
トモ、マキオも加わり3人は毛糸を編む。
編みあげたのち、トモの母親が帰ってきた。
「あなたにトモは育てられない。」
ひどい言葉でリンコを否定。
トモは会いたかった母親に向かってリンコをかばうが結局、母親の元へ帰っていく。
リンコがトモに最後のプレゼントに贈ったものは…
リンコが働くのはLGBTに理解のある介護施設。
マキオはそこで、リンコに一目惚れしたんだって
ちょっとしたツボがあってね〈池の鯉に餌をあげないで〉の看板。あれは笑ったし、ホッコリしました。
完全な化粧とかしてない生田斗真は男に見えるようにしてると思う。
いろいろよい所がある作品です。
おすすめ作品!