2012年10月公開(97分)
テイン評価★★★★☆
*韓国へある理由からアメリカからスティーブと長女のバービーがやって来た。
迎えに来たのはマンテク(イ・チョニ)
マンテクが二人をまず連れて行った先は
知的障害のある父親と暮らしているスニョン(キム・セロン)と妹スンジャ(キム・アロン)の家
彼女達の叔父であるマンテクはスニョンに
「新しい家族だ」と紹介する。
スティーブはスニョンを養女にしアメリカに連れて帰るのが目的であった。
スニョンの妹スンジャは人形バービーのようになりたいと思っているが体が弱くすぐに熱や鼻血をだす。
スニョンは「行かない」と言うが妹のスンジャは「私が行きたい」とマンテクに頼むが、
スニョンは「行かない」と言うが妹のスンジャは「私が行きたい」とマンテクに頼むが、
「体が丈夫でなければ物にならない」と拒否する。
これから家族になるであろうスニョンと仲良くなるバービーだがスティーブは仲良くするなとなにか態度がおかしい。
これから家族になるであろうスニョンと仲良くなるバービーだがスティーブは仲良くするなとなにか態度がおかしい。
スンジャはどうしてもアメリカに行きたくてスティーブにお願いしにいく。
バービーは家族になるならスニョンがいいと言うが韓国まで来て
養子をもらう本当の理由を知って苦しむ。
アメリカで二人を待っているバービーの妹は心臓病で生き残るためには心臓移植しかなかった。金欲しさにマンテクはスニョンを売ったのだ。
バービーは連れて帰ってからの不幸をしりながらスンジャを選ぶ。
スニョンとスンジャはアメリカ行きの本当の意味知らずに姉妹の運命が変わってしまった。
バービーからの手紙でスンジャのいく末を知るスニョン。
笑顔でアメリカ行きの飛行機に乗ろうしているスンジャ。
マンテクはスンジャに
「お前が行くと言ったんだ。俺を恨むな」
今更ながら少しかわいそうだと思う。
夢と希望を持ってスンジャは旅立つ。
知的障害のある父親はスニョンとスンジャを凄く愛していました。マンテクにスニョンのアメリカ行きを反対するけど、表現できずにマンテクに言われるがままになってもどかしい姿があります。
スンジャは今の生活が嫌でそこにスニョンのアメリカ行きを知り嫉妬、どうにかして自分が行けないかと
スンジャがアメリカに行きになった時、行かないと言ったスニョンが本当は行きたかったんじゃないか…
バービーの決断もかわいそうでした。仲の良いスニョンを連れて帰ることができず、スンジャを選ぶと真顔になります。
ひとりの姉は妹の幸せを願い、ひとりの姉は病気の妹の命のために残酷な物語です。
キム・セロン、キム・アロンは本当の姉妹です。