日中戦争、第二次世界大戦時の戦争悲劇映画
キャタピラー
1940年日中戦争で徴兵で戦地へ行ってしまった黒川久蔵(大西信満)は4年後、出征した久蔵が帰って来た。
しかし、その姿は手、足がなく顔は片方は大きな火傷、耳も聞こえない、話もできない少し人間の形をした「芋虫」だった。
名誉の負傷として勲章を贈られ新聞では「軍神」と出ていた。
妻のシゲ子は変わり果てた夫の姿に半狂乱…
世の中は戦時中、村からは名誉としてあがめられた。
夫の世話もお国のためだと言われて妻は「芋虫」の世話をする。
“食べて”“寝て”が繰り返された。
それから1年後、久蔵が戦地での出来事が傷痕となり次第に錯乱していくようになった。
その姿を見て、妻も正気を無くしていく。
戦争が敗戦したころ、シゲ子がいない時間に這いつくばって家の前にある池まで向かう。池に映る自分の顔を見て久蔵は涙し、そのまま…
妻はなにも知らず田仕事をしながら空を見上げ「戦争が終わったね。」と
あ、ほぼストーリーネタバレしてしまったわ(笑)
戦争映画は苦手なんですがちょっと気になっていた映画でした。本当の戦争中のフイルムなんかもあってちょ~っと気持ち悪かったです。
さらに、エンディング曲が「死んだ女の子」って〈原爆で死んだとかずっと6歳のまま〉のような歌詞気持ち悪さが倍増してしまった。
ちなみに、元ちとせさんの歌です。
珍しくオープニングからスタッフロールが流れるのでうとうとしていた私は終わったのかと思ってしまいました

やっぱり、戦争映画は苦手です。