注)この記事は約4年前に記載したものを再編したものです。画像等が消えてしまったので…


ヘウォンの恋愛日記



    

ホン・サンス監督作品

2013年2月公開

(89分)


テイン評価

観た方の感じ方です


あらすじ

女優になりたい大学生のヘウォン(チョン・ウンチェ)はカナダに移住してしまう母親と少しの時間を過ごすことになった。

ヘウォンの両親は離婚していて 母親は兄と一緒に住み ヘウォンは父親と一緒に住んでいる。


あまりふれあいのなかった母親と娘ヘウォンだが、やはり母親との別れが寂しくて つい、元彼の大学教授ソンジュン(イ・ソンギュン)に連絡をしてしまう。

ソンジュンは妻子ある男で今までは秘密の関係だった。

大学の仲間達やヘウォンの先輩等、実は知ってる様子で口に出さないため自分達だけが“秘密”だと思っている。


ヘウォンはソンジュンと会うたびにこの関係を終わらせようと思うのだがソンジュンは違った。


感想

時折、ヘウォンは日記を書きますが、恋愛日記って感じではないですよ。
イ・ソンギュンの役は妻子あるくせにヘウォンなしではいられない、弱い男なのです。(男泣きしたりします。)

気の強いヘウォンは何故か男にもてます。う~ん。羨ましい(笑)


ちなみにヘウォンの母親役はジャオクさんでした。いつも思いますが、本当に母親役が似合う女優さんでしたね。


ホン・サンス作品と言えば私の中ではユ・ジュンサンです。また、微妙な役でご出演(わかる人にはわかる。)


あ~。もっと、微妙な方いましたわ。リュ・ドックァン。あれはパッと見てわからないだろう。


でね。この映画の真の感想は…

あらためて視聴して、はたしてこのヘウォンの話は本当に彼女に起こった話なのかってことです。

“彼女は、まどろみの中で恋をする。”とあるのです。それは、ラストシーンのヘウォンの様子でした。

下手すると“で?”を言いそうになりそうです。

ホン・サンス作品の世界は視聴する感覚でかなり違うと思います。

日常でありそうな話のようで非日常的な話のような感じですよね。まぁ、ここがつい観てしまうところで新作出るとやっぱり観たい気になります。

イ・ソンギュン出てるから…
あ、ポン・ジュノ監督の映画祭にパラサイトが除外されているらしい。