「ソニルさん、岡崎が…岡崎が…」
「り、律子さん…」
涙声で話す律子さん
「今、呼んでるの…あの人がジュンケイ君を…」
手術は成功し先程、岡崎さんが目を覚まして…真っ先にジュンケイさんの名前を呼んだらしい。
「岡崎さんがジュンケイさんと話がしたいって…」
私はスマホをジュンケイさんに渡す。
「ジュンケイ、ジュンケイ聞こえるか?」
「はい、聞いてます。」
ジュンケイさんの瞳には涙が光っていた。
岡崎さんの電話を切ると言葉にならない“よかった…”の声と同時に私をギュッと抱きしめた。
(これからの新曲に向けてしっかりサポートしなくちゃ。)
それから新曲発売に向けて目まぐるしい日々を送った。
映画の公開と共に2PMの新曲が発売された。
「ソニル、ソニル。俺達の新曲がウィークリーランキングで1位だぞ!」
「はい。やりましたねジュンケイさん。」
2PMの目標は世界進出なんだからもっと高いところをみなくてはとジュンケイさんはキラキラしていた。
作曲家としてジュンケイさんにはいろんな歌手やアイドルからオファーがたくさんくるようにもなっていた。
日本中に「JUN.K」の名前が響きわたるのもそれほど先ではないかも知れない。
今日もリリイベが開催される。
「みなさん!そろそろスタンバイお願いします~」
Who am I? I am a Champion!
リリイベのステージへ
それから1ヶ月リリイベを行っていた。
朝、寮でいつものようにみんなで朝食を食べている。
「後、30分後に寮を出ますからすぐ、準備してくださいね。」
みんなは元気に“はぁ~い”と答えてくれる。
バン!!
勢いよくリビングのドアが開く。
チーフマネがあわてた様子でやって来た。
「みんな…今度の新曲が日本音楽大賞にノミネートされたんだ。」
(え~っ!!)
「日本でもっとも大きな音楽賞のノミネートされたんだ。それに作曲賞にはジュンケイもノミネートされてるんだ。」
メンバーみんなは信じられない顔をしている。
「僕らの曲がノミネート?」
「そうだぞ。やったな♪」
そして、日本音楽大賞授賞式の朝、寝ているみんなを起こすために部屋に…
まずはジュンケイさんの部屋をノックする。
「ジュンケイさん、そろそろ起きてください。」
「…」
応答がないのでドアを開けて部屋に入る。
すやすや眠るジュンケイさんに「時間ですよ~」と顔を近づけると…
いきなりベッドに引きずり込まれた。
さらには寝ぼけているジュンケイさんに抱きしめられる。
「ジュンケイさん、やめてください!!」
目をあけたジュンケイさんは…
「ソニル?朝から俺のベッドに入ってきてどうしたんだ?」
「ジュ、ジュンケイさんがベッドに引っ張ったんですよ。」
「今日は出るのが早いのでしたくしてください。他のみんなを起こしてきます。」
「ソニル。授賞式のあとで話があるんだけど、時間を作ってくれないか?」
「わかりました。」(なんだろう?)
「り、律子さん…」
涙声で話す律子さん
「今、呼んでるの…あの人がジュンケイ君を…」
手術は成功し先程、岡崎さんが目を覚まして…真っ先にジュンケイさんの名前を呼んだらしい。
「岡崎さんがジュンケイさんと話がしたいって…」
私はスマホをジュンケイさんに渡す。
「ジュンケイ、ジュンケイ聞こえるか?」
「はい、聞いてます。」
ジュンケイさんの瞳には涙が光っていた。
岡崎さんの電話を切ると言葉にならない“よかった…”の声と同時に私をギュッと抱きしめた。
(これからの新曲に向けてしっかりサポートしなくちゃ。)
それから新曲発売に向けて目まぐるしい日々を送った。
映画の公開と共に2PMの新曲が発売された。
「ソニル、ソニル。俺達の新曲がウィークリーランキングで1位だぞ!」
「はい。やりましたねジュンケイさん。」
2PMの目標は世界進出なんだからもっと高いところをみなくてはとジュンケイさんはキラキラしていた。
作曲家としてジュンケイさんにはいろんな歌手やアイドルからオファーがたくさんくるようにもなっていた。
日本中に「JUN.K」の名前が響きわたるのもそれほど先ではないかも知れない。
今日もリリイベが開催される。
「みなさん!そろそろスタンバイお願いします~」
Who am I? I am a Champion!
リリイベのステージへ
それから1ヶ月リリイベを行っていた。
朝、寮でいつものようにみんなで朝食を食べている。
「後、30分後に寮を出ますからすぐ、準備してくださいね。」
みんなは元気に“はぁ~い”と答えてくれる。
バン!!
勢いよくリビングのドアが開く。
チーフマネがあわてた様子でやって来た。
「みんな…今度の新曲が日本音楽大賞にノミネートされたんだ。」
(え~っ!!)
「日本でもっとも大きな音楽賞のノミネートされたんだ。それに作曲賞にはジュンケイもノミネートされてるんだ。」
メンバーみんなは信じられない顔をしている。
「僕らの曲がノミネート?」
「そうだぞ。やったな♪」
そして、日本音楽大賞授賞式の朝、寝ているみんなを起こすために部屋に…
まずはジュンケイさんの部屋をノックする。
「ジュンケイさん、そろそろ起きてください。」
「…」
応答がないのでドアを開けて部屋に入る。
すやすや眠るジュンケイさんに「時間ですよ~」と顔を近づけると…
いきなりベッドに引きずり込まれた。
さらには寝ぼけているジュンケイさんに抱きしめられる。
「ジュンケイさん、やめてください!!」
目をあけたジュンケイさんは…
「ソニル?朝から俺のベッドに入ってきてどうしたんだ?」
「ジュ、ジュンケイさんがベッドに引っ張ったんですよ。」
「今日は出るのが早いのでしたくしてください。他のみんなを起こしてきます。」
「ソニル。授賞式のあとで話があるんだけど、時間を作ってくれないか?」
「わかりました。」(なんだろう?)