「ジュンケイさん?」
「やっと、ソニルの言ってたことわかったよ。」
“俺は兄貴だから、できる限りみんなを引っ張っていかなくてはと思っていたから…
体調が悪くても元気でいないとって考えてたけど…ソニルの泣き顔を見て心配かけてると気がついたよ。
俺が辛いと…ソニルも辛いんだな。”
それは私に見せたジュンケイさんの弱い姿だった。
「そうですよ。みんなのためにも自分を大切にしてください。そして、たくさん迷惑をかけてください。」
ジュンケイさんが私に手招きをして耳元で小さく呟く。
「弱いところ見せても嫌いにならないで」
ずっと、ジュンケイさんは私の前ではかっこ良くて頼りがいのある兄貴のままでいたかったって…
照れているジュンケイさんはとっても可愛く見えてしまった。
「ジュンケイさんはいつでもかっこ良い頼りがいのある兄貴ですよ。」
「弱いところ見せても幻滅しない?」
「しません。」
キッパリそう言うとジュンケイさんは嬉しそうに頬をゆるめる。
私はフゥっと息を吐きジュンケイさんに質問をする。
「ジュンケイさん、今、辛いですか?」
照れながらコクコクと頷き
「すご~く辛い。」
「なにかしてもらいたいこと、ありますか?」
「ソニルの料理が食べたい。」
私はジュンケイさんにお粥を作る約束をする。
ジュンケイさんが目を覚ましたことをみんなに知らせると急いで病室に入るメンバー達
私はお粥を作りに寮に帰り、病院に戻るとまだみんながいた。
「これなに?」と目がなぜかキラキラしているジュノさんとテギョンさん。
私から取り上げると「うまい!」って…
チャンソンさんも…
「こら!これは兄貴のだぞ!!チャンソン出せ!!」
チャンソンさんの方を向くと飲み込んだ後…
ウヨンさんが「兄さん、ダメだ。後は下から出さなくちゃ」って
「もう、ジュンケイさんは病人なんですからね。ジュンケイさんも暴れないでおとなしくしてください。」
「はいっ…」
ジュンケイさんの姿を見たメンバーは私に任せて寮に帰っていった。
「みんな本当に心配してたんですよ。ウヨンさんなんて真っ青になってたんですからね。」
「ソニル、あ~ん。体力を使い果たしたから…」
「しょうがないですね。」
少し冷ましながら「どうぞ。」
「これならすぐにでも嫁にいけるな。」
「もらい手がありませんけどね。」
ジュンケイさんが私の顔をのぞき込む。
「じゃぁ、俺のとこ来る?」
真っ赤になる私を見て
「ソニル、顔が赤いぞ。具合が悪いのか?」
意地悪そうに笑うジュンケイさん。
私の頬をムギュってつまんで「ごめんな…」
「横になって休んでください。」
「ソニル、俺が眠るまで手を握っててくれる。」
「はい、もちろん。」
ぎゅっと大きなジュンケイさんの
手を握る。穏やかな寝顔は微笑ましかった。
(ジュンケイさんにもこんな一面があったんだ。)
素顔を少し見せてくれたジュンケイさんだった。
「やっと、ソニルの言ってたことわかったよ。」
“俺は兄貴だから、できる限りみんなを引っ張っていかなくてはと思っていたから…
体調が悪くても元気でいないとって考えてたけど…ソニルの泣き顔を見て心配かけてると気がついたよ。
俺が辛いと…ソニルも辛いんだな。”
それは私に見せたジュンケイさんの弱い姿だった。
「そうですよ。みんなのためにも自分を大切にしてください。そして、たくさん迷惑をかけてください。」
ジュンケイさんが私に手招きをして耳元で小さく呟く。
「弱いところ見せても嫌いにならないで」
ずっと、ジュンケイさんは私の前ではかっこ良くて頼りがいのある兄貴のままでいたかったって…
照れているジュンケイさんはとっても可愛く見えてしまった。
「ジュンケイさんはいつでもかっこ良い頼りがいのある兄貴ですよ。」
「弱いところ見せても幻滅しない?」
「しません。」
キッパリそう言うとジュンケイさんは嬉しそうに頬をゆるめる。
私はフゥっと息を吐きジュンケイさんに質問をする。
「ジュンケイさん、今、辛いですか?」
照れながらコクコクと頷き
「すご~く辛い。」
「なにかしてもらいたいこと、ありますか?」
「ソニルの料理が食べたい。」
私はジュンケイさんにお粥を作る約束をする。
ジュンケイさんが目を覚ましたことをみんなに知らせると急いで病室に入るメンバー達
私はお粥を作りに寮に帰り、病院に戻るとまだみんながいた。
「これなに?」と目がなぜかキラキラしているジュノさんとテギョンさん。
私から取り上げると「うまい!」って…
チャンソンさんも…
「こら!これは兄貴のだぞ!!チャンソン出せ!!」
チャンソンさんの方を向くと飲み込んだ後…
ウヨンさんが「兄さん、ダメだ。後は下から出さなくちゃ」って
「もう、ジュンケイさんは病人なんですからね。ジュンケイさんも暴れないでおとなしくしてください。」
「はいっ…」
ジュンケイさんの姿を見たメンバーは私に任せて寮に帰っていった。
「みんな本当に心配してたんですよ。ウヨンさんなんて真っ青になってたんですからね。」
「ソニル、あ~ん。体力を使い果たしたから…」
「しょうがないですね。」
少し冷ましながら「どうぞ。」
「これならすぐにでも嫁にいけるな。」
「もらい手がありませんけどね。」
ジュンケイさんが私の顔をのぞき込む。
「じゃぁ、俺のとこ来る?」
真っ赤になる私を見て
「ソニル、顔が赤いぞ。具合が悪いのか?」
意地悪そうに笑うジュンケイさん。
私の頬をムギュってつまんで「ごめんな…」
「横になって休んでください。」
「ソニル、俺が眠るまで手を握っててくれる。」
「はい、もちろん。」
ぎゅっと大きなジュンケイさんの
手を握る。穏やかな寝顔は微笑ましかった。
(ジュンケイさんにもこんな一面があったんだ。)
素顔を少し見せてくれたジュンケイさんだった。