いよいよコンサートツアーが始まった。
リハーサルを終えて宿泊先のホテルに戻る。
まずみんなの部屋のカードキーをもらいロビーで待つメンバーのところへ…
「なにやってんだろう?」
みんなはジュンケイさんのスマホを覗いている。
「ジュンケイ兄さんのスマホはソニルの写真ばかりだね。」
「チャンソン、ヤキモチ焼くな。ソニルは被写体としてベストなんだ」
(ん?写真?あ…)
「このソニルさんはよく撮れてるね」
ニックンさんが指を指している。
「あ、本当だ。ソニルかわいい」〈ジュノ〉
頬を緩めてスマホを見るメンバーを見ていると私は恥ずかしくなってどうやって話かけるか考えてしまった。
「あ、ソニル」やっと気がついてくれて
「さっきからの俺達の話聞いてた?」
「なんの…ことですか?」
私はとぼけたんだけどすぐ嘘だってばれた。顔に出るらしい(汗)
メンバーに部屋のカードキーを渡し部屋に別れる。
「ソニル、頼んでいた俺の荷物は?」
「荷物ですか?なんの…」
(あ、リビングの机の上に忘れてきちゃった。)
ジュンケイさんはホテルのシャンプー、ボディーソープ、歯みがき粉は使わない人なので指定をされてたのに…忘れた…
「すいません。今から買いに行きます。
」
「いいよ。俺が… 」
疲れているんだから私が行くと言っても元気だよと笑顔をジュンケイさんを見ていると胸が痛くなって…
「ジュンケイさん、私ってそんなに頼りないですか?私の前では無理してほしくない…」
思わずこぼれた自分の声にハッとする。
「無理してないよ。ソニルだって疲れてるだろう?」
「ジュンケイさんに行かせるわけにはいけませんから…」
ちょっと、言い合いになり声に驚いたメンバーが顔を出してきた。
「珍しいね。ジュンケイとソニルさんが言い争うなんて」
結局、チーフマネが買って来てくれることに…
私とジュンケイさんは互いに目を反らす。
それからコンサートを終えて次の会場へ移動、あれから私とジュンケイさんは気まずいままで会話らしい会話していない。
(どうしたらいいの?)
このコンサート会場は野外で天気が悪い…
「チーフマネ、雨が降ってきましたが雨天中止にははらないんですよね。」
今日のために来ている人がいっぱい来ているんだから…でも、みんなの身体が心配になる。
開始時間がせまればせまるほど雨がひどく降りだした。
リハーサルを終えて宿泊先のホテルに戻る。
まずみんなの部屋のカードキーをもらいロビーで待つメンバーのところへ…
「なにやってんだろう?」
みんなはジュンケイさんのスマホを覗いている。
「ジュンケイ兄さんのスマホはソニルの写真ばかりだね。」
「チャンソン、ヤキモチ焼くな。ソニルは被写体としてベストなんだ」
(ん?写真?あ…)
「このソニルさんはよく撮れてるね」
ニックンさんが指を指している。
「あ、本当だ。ソニルかわいい」〈ジュノ〉
頬を緩めてスマホを見るメンバーを見ていると私は恥ずかしくなってどうやって話かけるか考えてしまった。
「あ、ソニル」やっと気がついてくれて
「さっきからの俺達の話聞いてた?」
「なんの…ことですか?」
私はとぼけたんだけどすぐ嘘だってばれた。顔に出るらしい(汗)
メンバーに部屋のカードキーを渡し部屋に別れる。
「ソニル、頼んでいた俺の荷物は?」
「荷物ですか?なんの…」
(あ、リビングの机の上に忘れてきちゃった。)
ジュンケイさんはホテルのシャンプー、ボディーソープ、歯みがき粉は使わない人なので指定をされてたのに…忘れた…
「すいません。今から買いに行きます。
」
「いいよ。俺が… 」
疲れているんだから私が行くと言っても元気だよと笑顔をジュンケイさんを見ていると胸が痛くなって…
「ジュンケイさん、私ってそんなに頼りないですか?私の前では無理してほしくない…」
思わずこぼれた自分の声にハッとする。
「無理してないよ。ソニルだって疲れてるだろう?」
「ジュンケイさんに行かせるわけにはいけませんから…」
ちょっと、言い合いになり声に驚いたメンバーが顔を出してきた。
「珍しいね。ジュンケイとソニルさんが言い争うなんて」
結局、チーフマネが買って来てくれることに…
私とジュンケイさんは互いに目を反らす。
それからコンサートを終えて次の会場へ移動、あれから私とジュンケイさんは気まずいままで会話らしい会話していない。
(どうしたらいいの?)
このコンサート会場は野外で天気が悪い…
「チーフマネ、雨が降ってきましたが雨天中止にははらないんですよね。」
今日のために来ている人がいっぱい来ているんだから…でも、みんなの身体が心配になる。
開始時間がせまればせまるほど雨がひどく降りだした。