前夜祭が終わり、宿泊先のホテルに戻りチーフマネとロビーで明日の打ち合わせをしたあと部屋に戻ろうとした時、
「ミナさん」ソムチャイさんに呼び止められた。
ニックンさんにソムチャイさんとしゃべらないでと言われているのに…
「もしかして、ニックンからなにか言われた?」
ソムチャイさんは私に前からニックンさんにあまり良く思われていないし、むしろ嫌われている。と話す。
(ニックンさんは理由もなしに人を嫌う人じゃないんだけど)
ソムチャイさんは私にニックンさんとの仲を取り持って欲しいと言ってきた、
「わかりました。私にできるなら…」
「ありがとう、助かるよ。」
(でも、なんだかおかしい…)
エレベーターのボタンを押して部屋に戻ろうとすると開いたらニックンさんが乗っていた。
私の隣にソムチャイさんがいるのを見て、厳しい表情になった。
「どうしたんですか?」
「明日のスケジュールの確認をしょうと思ったら部屋にいないから…」
チーフマネと明日の打ち合わせをしていたことを告げ「知らせなくて、ごめんなさい」
ニックンさんは少し安心したみたいで小さく息をはいた。
さっきのことをニックンさんに言わなくちゃ「あの、ソムチャイさんが…」
「僕との約束忘れちゃった?」
「すいません。」
私達を見てソムチャイさんは
「ニックン、なに怒ってるんだ。ロビーにいたミナさんに話しかけただけ、それ以外はなにもしてない」
そのあとの重苦しい沈黙
「あ、ミナがいた。」
テギョンさん達がこちらに向かってくる。
私がいないってみんながいろいろ探してくれたらしく、私はチーフマネと打ち合わせをしていたことを言う。
ニックンさんがスゴく心配していた事を教えてくれた。ただ、今の重苦しい空気には気づいていない様子。
「じゃあ、僕はこれで…」ソムチャイさんは私にチラッと視線を送りみんなの間をぬって去って行った。
テギョンさんが不思議そうに「あれって、ソムチャイさん?なにかあった?」
「なにごともなくてよかった。部屋に戻るよ。」
ニックンさんとみんなに連れられて部屋に送ってもらう。
横にいるニックンさんは私を見ないように立っている。
約束を守らなかった私が悪いんだけど、この空気では謝れない。
「おやすみなさい」と言っても私から視線を避けるように目を伏せるニックンだった。
つづく…
「ミナさん」ソムチャイさんに呼び止められた。
ニックンさんにソムチャイさんとしゃべらないでと言われているのに…
「もしかして、ニックンからなにか言われた?」
ソムチャイさんは私に前からニックンさんにあまり良く思われていないし、むしろ嫌われている。と話す。
(ニックンさんは理由もなしに人を嫌う人じゃないんだけど)
ソムチャイさんは私にニックンさんとの仲を取り持って欲しいと言ってきた、
「わかりました。私にできるなら…」
「ありがとう、助かるよ。」
(でも、なんだかおかしい…)
エレベーターのボタンを押して部屋に戻ろうとすると開いたらニックンさんが乗っていた。
私の隣にソムチャイさんがいるのを見て、厳しい表情になった。
「どうしたんですか?」
「明日のスケジュールの確認をしょうと思ったら部屋にいないから…」
チーフマネと明日の打ち合わせをしていたことを告げ「知らせなくて、ごめんなさい」
ニックンさんは少し安心したみたいで小さく息をはいた。
さっきのことをニックンさんに言わなくちゃ「あの、ソムチャイさんが…」
「僕との約束忘れちゃった?」
「すいません。」
私達を見てソムチャイさんは
「ニックン、なに怒ってるんだ。ロビーにいたミナさんに話しかけただけ、それ以外はなにもしてない」
そのあとの重苦しい沈黙
「あ、ミナがいた。」
テギョンさん達がこちらに向かってくる。
私がいないってみんながいろいろ探してくれたらしく、私はチーフマネと打ち合わせをしていたことを言う。
ニックンさんがスゴく心配していた事を教えてくれた。ただ、今の重苦しい空気には気づいていない様子。
「じゃあ、僕はこれで…」ソムチャイさんは私にチラッと視線を送りみんなの間をぬって去って行った。
テギョンさんが不思議そうに「あれって、ソムチャイさん?なにかあった?」
「なにごともなくてよかった。部屋に戻るよ。」
ニックンさんとみんなに連れられて部屋に送ってもらう。
横にいるニックンさんは私を見ないように立っている。
約束を守らなかった私が悪いんだけど、この空気では謝れない。
「おやすみなさい」と言っても私から視線を避けるように目を伏せるニックンだった。
つづく…