さて、メンバーが私のところへ帰ってきました。
ジュノさんはスパンコールがたくさんついた小ぶりのバッグ
テギョンさんは意外にもセンスのいい真っ赤な口紅を…(疑ってごめんなさい。)
ウヨンさんはスカーフを選んでくれたんだけど、チャンソンさんも同じものを選んじゃってて…
「私は二人の気持ち嬉しいです。両方します。」
ジュンケイさんはリボンの付いたかわいいバレッタを(ミナに絶対似合うって)
そして、ニックンさんからは綺麗な石がついたペンダント♪
「ミナ、つけてあげるよ。」
うなじに回してつけてくれる。まるで抱きしめられてるみたいで…
「ゴホン!!」みんなの咳払いで正気にもどると。
「やっぱり、怪しいよね~この二人は…」
話をそらせねば…
「み、みなさん、早く行かなきゃ始まりますよ。」
(みんなありがとう。私のために一生大切にします。)
その夜、私はプレゼントされたものをすべて身につけて前夜祭の会場へと向かった。
会場には出演予定者、歌謡祭関係者、スタッフさん達でいっぱいだった。
「ミナ、はぐれないようにね。」
会場内の音が大きくて声が聞こえない。ふっと、ニックンさんが耳元で…
「この中でミナが一番かわいいよ。」
心臓の鼓動がドキドキ高鳴る。
「彼女は僕の大切なマネージャーだよって、自慢したいぐらいだよ。」
あわあわしてしまう。
ニックンさんはそのあと、CMキャラクターをやっているスナック菓子会社の社長がいることに気づいてあいさつに。
私はたくさん人のいる中でみんながいなくなって30分待たされた。
動いていないはずなのに…はぐれちゃったみたいで…(どうしょう)
「素敵なワンピースですね。」
と、声をかけられて振り向くと笑顔の爽やかな男性が立っていた。
(あれ?どこかで見たような。)
「はじめまして、僕はソムチャイと言います。」
彼はタイで人気のソムチャイさんだった。
「はじめまして、私は2PMのマネージャーをしておりますミナと…」
「知ってますよ。あまりにもそのワンピースが似合っていて声をかけました。」
ソムチャイさんはキラースマイルを見せて私をドキドキさせた。
メンバーみんなとはぐれてしまって困っていることを話すと見つかるまで一緒にいてくれるって。
ソムチャイさんが私の手を取ろうした時、別の手にぐいっと強く引かれる。
その手はニックンさんでちょっと、怒った感じで
「ミナ、どこにいたんだよ。いなくなっちゃって」「すみません…」
「ニックン、久しぶりだね。」
「あぁ、久しぶり…」
それだけ言って私をソムチャイさんに遠ざけるようにぐいぐい行く。
「ミナ、あまりソムチャイと話さないでほしいんだ。」
真剣な顔をして私をみるけど、何かありそうだった。ちょっとおどけて
「僕がヤキモチ焼くから、近づかないで」
頷くとホッとしたような顔になった。
(どうしちゃったんだろう?いつものニックンさんと違うような感じが…)
つづく…
ジュノさんはスパンコールがたくさんついた小ぶりのバッグ
テギョンさんは意外にもセンスのいい真っ赤な口紅を…(疑ってごめんなさい。)
ウヨンさんはスカーフを選んでくれたんだけど、チャンソンさんも同じものを選んじゃってて…
「私は二人の気持ち嬉しいです。両方します。」
ジュンケイさんはリボンの付いたかわいいバレッタを(ミナに絶対似合うって)
そして、ニックンさんからは綺麗な石がついたペンダント♪
「ミナ、つけてあげるよ。」
うなじに回してつけてくれる。まるで抱きしめられてるみたいで…
「ゴホン!!」みんなの咳払いで正気にもどると。
「やっぱり、怪しいよね~この二人は…」
話をそらせねば…
「み、みなさん、早く行かなきゃ始まりますよ。」
(みんなありがとう。私のために一生大切にします。)
その夜、私はプレゼントされたものをすべて身につけて前夜祭の会場へと向かった。
会場には出演予定者、歌謡祭関係者、スタッフさん達でいっぱいだった。
「ミナ、はぐれないようにね。」
会場内の音が大きくて声が聞こえない。ふっと、ニックンさんが耳元で…
「この中でミナが一番かわいいよ。」
心臓の鼓動がドキドキ高鳴る。
「彼女は僕の大切なマネージャーだよって、自慢したいぐらいだよ。」
あわあわしてしまう。
ニックンさんはそのあと、CMキャラクターをやっているスナック菓子会社の社長がいることに気づいてあいさつに。
私はたくさん人のいる中でみんながいなくなって30分待たされた。
動いていないはずなのに…はぐれちゃったみたいで…(どうしょう)
「素敵なワンピースですね。」
と、声をかけられて振り向くと笑顔の爽やかな男性が立っていた。
(あれ?どこかで見たような。)
「はじめまして、僕はソムチャイと言います。」
彼はタイで人気のソムチャイさんだった。
「はじめまして、私は2PMのマネージャーをしておりますミナと…」
「知ってますよ。あまりにもそのワンピースが似合っていて声をかけました。」
ソムチャイさんはキラースマイルを見せて私をドキドキさせた。
メンバーみんなとはぐれてしまって困っていることを話すと見つかるまで一緒にいてくれるって。
ソムチャイさんが私の手を取ろうした時、別の手にぐいっと強く引かれる。
その手はニックンさんでちょっと、怒った感じで
「ミナ、どこにいたんだよ。いなくなっちゃって」「すみません…」
「ニックン、久しぶりだね。」
「あぁ、久しぶり…」
それだけ言って私をソムチャイさんに遠ざけるようにぐいぐい行く。
「ミナ、あまりソムチャイと話さないでほしいんだ。」
真剣な顔をして私をみるけど、何かありそうだった。ちょっとおどけて
「僕がヤキモチ焼くから、近づかないで」
頷くとホッとしたような顔になった。
(どうしちゃったんだろう?いつものニックンさんと違うような感じが…)
つづく…