ジュノ劇団いかがでしたでしょうか(笑)

それだけ、ジュノ君は愛される人なんですね。

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ツインズ♪


私は夕食の用意をすることに
ジュノ君はお父さんと書斎に行く。
“俺のお嫁さんファィティン♪”
それから、私達は4人で夕食をする。
“お母さんの料理もおいしい~”
とってもよろこぶジュノ君。
お父さんは自分で育てた野菜をすすめる。ジュノ君のすっごい笑顔にとっても満足気で…
(本当に結婚したみたい、あ、私なに考えてるの)
食事を終えてジュノ君はお風呂へ
お母さんはルンルン気分で和室に2人分の布団をひきはじめる。
“メイの部屋はもうないから、今日はここで寝なさい。”

お母さん、展開おかしいよ~。お宅の大切な娘なのに男と家で一緒なんて…あり得ない。

“くっつける?”
“離して…”
“いいじゃない。本当の息子になってもらいたいもの♪”
“お母さん…”

そこへジュノ君が来て布団が横に並んでるのにもかかわらず“おやすみなさい~”って…
ジュノ君はこの状況なんともないの?
“まぁ、いいか。”
おかしいですよ~。諦め早すぎますよ。

横に寝ているジュノ君にお父さんといつの間に仲良くなったか聞いてみた。
最初は口も聞いてくれなかったんだけど
メイのお父さんはとってもやさしい人だと話をしてくれた。
メイが未熟児で生まれてあまりにも小さい赤ちゃん…それを見てこの命を守ると決めた。
お父さんにはメイが大切な宝物で理不尽な事を言ってるのはわかっている。ただただ心配なだけなんだ。
“メイ、男はね。そんなこと口に出さないんだよ。”
ジュノ君はつづける。
お父さんはメイの気持ちもわかっていて、今は少し、時間が欲しい。
俺はそれを待つことにしたんだよ。

ちょっと、感動しますね。

あれってアルバム?見せて~(//∇//)
高校の卒業アルバムを見つけるジュノ君だけど、変な顔だからダメ、阻止しなくては…
しかし、くすぐられて結局、ジュノ君に見られてしまう。
同級生の男子と写った写真を見て口を尖らせてアルバムを閉じて布団にもぐってしまった。
“電気消しますよ?”
“…メイは俺のなのに男と写ってる。”
かなりさっきの写真に嫉妬してるみたい…
私も布団に入る。お父さんのこと思うとなかなか寝られない。
でも、今はみんなとジュノ君と一緒にいたい…
“寝れないの?”
寝たと思っていたジュノ君が話しかけてくる。
“メイ、手出して”
ジュノ君は特別に寝るまで手を握っててくれると…温かい…ドキドキ
疲れているはずなのに私のために、ありがとう。
静かに私は瞼を閉じる。

翌朝…
朝食を食べて帰り支度をして玄関前に立つ。
“ジュノ君、また来てくれよ。”
“はい!ロンドン公演が終ったらまた来ます。”
いつ用意したのかジュノ君はお父さんとお母さんの為にロンドン公演のチケットを渡した。
“お父さんに俺自慢の仲間を見せたいのでぜひ、来てください。”
外は綺麗な快晴…
“帰ったらみんなに怒られそうだな…”
ジュノ君はスタスタと前を歩く。
“まってくださいよ~”
ロンドン公演はきっと上手くいく…最高の日になると私は確信していた。