どうしても、ジュノ君の笑顔がみたい…
それからと言うもの私は各所を飛び回りジュノ君を励ますサプライズの準備を着々と進めた。
このサプライズでジュノ君が元気になってくれたら…ジュノ君なしのドームコンサートなんて考えられない。
次の日のお昼にジュノ君を中庭に連れ出した。
“天気がいいですね。”
“…”
私はジュノ君にDVDプレイヤーを差し出して“見てください”
“ドームコンサートのダンスのなんて見たくない!!”
“メイに俺の気持ちがわかるわけない…”
私から目を背ける。胸がしめつけられる。
“ジュノ君は1人ではないから…”
プレイヤーの再生ボタンを押す。
そこには事務所のスタッフからはじまり、ロンドンのスティーブさん、撮影スタッフ、スタイリストなど
今まで、2PMと一緒に仕事をしてきた人達のジュノ君へのメッセージが…
“ジュノ君、本当にみんなが心配しているんですよ。そして、みんなに想われているんです。”
そのうち、子供達がジュノ君を向かえに来た。
“ぼくたち、お兄ちゃんのおかげでリハビリ頑張ってるんだよ。だから、お兄ちゃんも頑張って…”
ジュノ君の前には大人の患者さん達も集まって来た。
“この方々はみんなジュノ君の歌に救われたって、頑張ることができたって…”
“み、みなさん…”
いろんな人達の励ましにジュノ君の瞳が潤んでくる。
メンバーのみんなもやって来て心配してるジュノファンのファンレターを読み上げる。
“ジュノ君、ダンスが出来ないと2PMじゃないって言うけど、笑顔でいてくれるだけで、
たくさんの人を幸せにする力があるんですよ。”
“メイ…”
メンバーは硬くジュノ君を抱きしめた。

架空の話なのに…なんかうるうるしちゃいました。(涙)

ジュノがいてくれるだけで僕達は他になにもいらない。
一生仲間だろう?6人で2PMだから…
“みんな、本当にそう思ってくれるの?”
ジュノ君はうつむき、そして急に怒った顔で…
“メイの馬鹿、なんでこんな泣かせるようなことするんだよ!
ずっと、我慢してたのに…”
子供達がジュノ君から教えてもらった歌を歌いはじめる。
“このサプライズ…めちゃくちゃ嬉しいんだけど…”
ジュノ君の蔓延の笑み
やっと、やっとのことでジュノ君の笑顔がまた、見れた…