ジュノ君は病院へと搬送されて即、レントゲン検査を受けた。
落下で脚の一部が折れたらしく入院することになった。
“先生、ジュノ君の脚はいつ、治りますか?”
“今はなんとも…しばらくはリハビリりになりますね。”
医師に今度のコンサート予定をつげるがとにかく、今は無理に練習はだめ、無理するとダンスできなくなることもあると言われる。
私は不安でいっぱいになっていた。
メンバーと一緒に病室にいく…窓をぼんやりと眺めるジュノ君
みんなは心配している。チャンソン君はジュノ君を見るだけでウルウルしていた。
入院中は私が付き添うことになった。
それから、2週間たった。
病室にジュノの姿がない。……?
も、もしかしてどこかでふさぎこんでるかも。

病院のコミュニティルームにジュノ君の姿があった。
私に看護師さんが“ジュノさんのおかげでみんなの笑顔がら増えた。” と言われた。
ジーンと胸が熱くなって涙が出そうになる。
私を見た子供達は
“ねぇ、このお姉さんジュノの彼女?”
“えっ”
“二人はラブラブ~?”
“ジュノお兄ちゃんはお姉さんのこと好きなの?”
子供達のストレートな言葉にジュノ君も言葉を詰まらせていたのでイジワルのつもりで…
“ジュノお兄ちゃんは私の事好きなんですか?”と言うと即答で
“好きじゃないし…”
ハッキリ言われるとかなりショック
ジュノ君が手招きしてきたので近寄ると耳元で“好きじゃなくて愛してるから…”
私は真っ赤になった。
“メイが冗談真に受けてる~
俺にイジワルしようとしたバツだし~本当、ちょろい~”
子供達は私たちを見て
“ジュノお姉さんとイチャイチャするなよ”
そのあとリハビリのためにジュノ君は行ってしまう。
元気に笑顔を見せてくれたジュノ君だけど…突然、変化が訪れた。……

つづく