たった30年と3ヵ月ちょっとの運命でした。
2018年8月25日午前8時50分に仕事中の事故で高所から落ち頭等を強く打ち付けて、そのまま意識不明で病院に運ばれました。
私は深夜業務のため朝仕事から帰る途中でした。
やたらスマホがなるのですがこちらは運転中、路肩に寄って“〇〇消防です。〇〇病院に運ばれました。意識不明です。すぐに来てください。”
介護が必要な母をとにかく向かえに家に帰ってあわてて病院に行きました。
そんなに悪くないって軽く思っていました。でも、現実は頭から血が流れ、目は半開きで心臓マッサージ、呼吸器をしていました。
私が行くと“1時間やりましたがやめます。”そして、死亡となりました。
母に“行ってきます。”とその日出勤したのに、前の日に私と笑いながら話をしていたのに…
病院の救急ベッドに動かない姿がそこにありました。
警察とかいろいろな人が事故の事で来ました。
仕事中の事故なので葬儀等は全部会社持ちで、大きな葬儀となりました。
事故の原因のクレーン運転者は姿がなく自分には非がないかのような人で、葬儀にも姿を現しませんでした。
あれから半年すぎです。思い出が詰まった場所の近くのガーデン葬に納骨しました。
今年は年号が替わります。元年に1年、2年に2年と数えなくても忘れられない年を進みます。
未だに私はもしかすると帰って来る。としか思っていないのです。母の介護があるため気持ちが止められています。
あの日から私の心は崩れました。倒れて救急車に乗せられたりもしました。
結果心神喪失で「うつ病」と診断され仕事も辞めました。
母の調子は悪くなる一方です。
夢を見ました。あの日の夢です。顔にのせている白い布を取ると母の顔でした。怖い。
私はこれからどうなるのか不安です。